特許
J-GLOBAL ID:200903025859748382

重合体イオン伝導膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222603
公開番号(公開出願番号):特開平10-130346
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 機械的特性が優れて接着力の強い、常温で高いイオン伝導度を有する重合体イオン伝導膜及びその製造方法を提供する。【解決手段】 アルカリ塩、不飽和官能基を有するポリエチレングリコールアルキルエーテルのアクリレートまたはメタクリレート、ポリアルキレングリコールジメタクリレートまたはポリアルキレングリコールトリメタクリレート、ビニル系単量体および紫外線硬化開始剤を含有する組成物より製造される重合体イオン伝導膜およびその製造方法。
請求項(抜粋):
組成物総重量に対し1〜50重量%の一般式(I)【化1】A+ B- (I)〔式中A+ はリチウム、ナトリウム等のアルカリ陽イオンを示し、B- はCl-、Br- 、I- 、SCN- 、ClO4 - 、CF3 SO3 - 、N(CF3 SO3 )2 - 、BF4 - 、PF6 - 、AsF6 - 等の陰イオンを示す。〕で表されるアルカリ塩、0.1〜20重量%の光硬化開始剤、1〜60重量%の一般式(II)【化2】〔式中、R1 は水素原子または炭素原子数1〜20の直鎖または側鎖の低級アルキル基を示し、mは200〜1000の整数である。〕で表されるポリエチレングリコールアルキルエーテルのアクリレート及び/又はメタクリレートおよび上記一般式(II)の化合物の重量に対し1〜60重量%の一般式(III)【化3】〔式中、R1 は前記で定義した通りであり、R2 はR1 または下記一般式(V)の基を示し、nは1〜10の整数である。〕で表される架橋剤および1〜50重量%の一般式(IV)【化4】〔式中、R1 は前記で定義した通りであり、R3 はフェニル基または下記一般式(VI)の基を示す。〕で表されるビニル系単量体を含むイオン伝導性薄膜製造用組成物。【化5】〔式中、R1 は前記で定義した通りである。〕【化6】〔式中、R1 は前記で定義した通りである。〕
IPC (4件):
C08F290/06 ,  C08F 2/44 ,  C08L 55/00 ,  H01M 10/40
FI (5件):
C08F290/06 ,  C08F 2/44 A ,  C08F 2/44 B ,  C08L 55/00 ,  H01M 10/40 B

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