特許
J-GLOBAL ID:200903025864191124

反射型液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227960
公開番号(公開出願番号):特開平11-064818
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 偏光フィルムを1枚だけ用いる構成で、明るい白、無彩色で高コントラスト表示できる反射型液晶表示素子を提供する。【解決手段】 ネマティック液晶のツイスト角度を0°〜90°とし、液晶の複屈折率差Δn、液晶層厚dLC、高分子フィルムのレターデーションRFilmとの関係を、Δn・dLC=0.35〜0.50μm、RFilm-Δn・dLC=-0.20〜0.00μmとし、上方基板側から見てネマティック液晶が下方基板側にかけてツイストしていく方向を正として、基準線と、一方の基板に最近接する液晶分子長軸方向とが為す角度をφLC、高分子フィルムの遅相軸の方向とが為す角度をφF、偏光フィルムの吸収軸の方向とが為す角度ををφPとしたときに、φFLCを70 ゚〜110 ゚、φPFを-90 ゚〜-60 ゚とする。
請求項(抜粋):
一対の基板間にネマティック液晶を封入した液晶セルと、この液晶セルの一方の基板側に配置された偏光フィルムと、この偏光フィルムと液晶セルとの間に配置された高分子フィルムと、他方の基板側に配置された光反射手段とを含み、前記一対の基板間におけるネマティック液晶のツイスト角度を0 ゚〜90 ゚とし、このネマティック液晶の複屈折率ΔnLCと液晶層厚dLCとの積ΔnLC・dLCを0.35μm〜0.50μmとし、この積ΔnLC・dLCと前記高分子フィルムのレターデーションRFilmとによりRFilm-ΔnLC・dLCと定義される複屈折差ΔRを-0.20μm〜0.00μmとし、前記一方の基板側から見て前記ネマティック液晶が前記一方の基板側から前記他方の基板側にかけてツイストしていく方向を正として、基板面内方向に定められた基準線と前記一方の基板に最近接している液晶分子の長軸方向とが為す角度をφLC、前記基準線と高分子フィルムの遅相軸の方向とが為す角度をφF、前記基準線と前記偏光フィルムの吸収軸の方向とが為す角度をφPとしたときに、φFLCを70 ゚〜110 ゚の範囲とし、φPFを-90 ゚〜-60 ゚の範囲とすることを特徴とする反射型液晶表示素子。
IPC (4件):
G02F 1/133 500 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 515 ,  G02F 1/1335 520
FI (4件):
G02F 1/133 500 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 515 ,  G02F 1/1335 520
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-228016
  • 特開平3-223715

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