特許
J-GLOBAL ID:200903025865439600

レンズ保持枠の付勢装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-052940
公開番号(公開出願番号):特開平9-243895
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 レンズ保持枠を後端に向けて片寄せする引きバネを狭いスペース内に取り付ける。【解決手段】 直進筒13は、変倍時に光軸方向に進退する。この移動筒13の内部には、後群レンズ15を保持するレンズ保持枠12が配置されている。レンズ保持枠は、移動筒13の移動に関連してカム機構により光軸方向に進退する。引きバネ18は、一端がレンズ保持枠12に、また他端が移動筒13の後端に固定された板バネ17に取り付けられ、レンズ保持枠12を後端側に向けて片寄せする。板バネ17は、引きバネ18を伸長させる方向に付勢力を与えるように屈曲されており、移動筒13が沈胴位置のときにはカメラボディの内壁19に当接して引きバネ18を縮長させる方向に撓むとともに、移動筒13が沈胴位置から所定量前進することで元に復帰してレンズ保持枠12を片寄せするのに必要な付勢力となる指定長さまで引きバネ18を伸長する。
請求項(抜粋):
光軸方向に進退する移動筒と、この移動筒内で光軸方向に進退自在に支持されたレンズ保持枠と、このレンズ保持枠を前記移動筒の後端側に向けて付勢するバネとを備え、前記移動筒を最も後退した沈胴位置から所定量前進させてから前記バネの付勢力でレンズ保持枠を後端側に片寄せした状態を保ちながらレンズ保持枠を移動筒内で進退させるようにしたレンズ保持枠の付勢装置において、前記バネは、引っ張り方向に付勢力をもつ引きバネで構成され、この引きバネの一端はレンズ保持枠に取り付けられるとともに、その他端は引きバネを伸長させる方向に付勢力が与えられた支持部材を介して移動筒の後端側に取り付けられ、移動筒が沈胴位置のときには規制部材に当接して前記引きバネを縮長させる方向に前記支持部材が移動されるとともに、移動筒が沈胴位置から所定量前進することで前記引きバネを伸長させる方向に前記支持部材が復帰して前記片寄せに必要な引きバネの付勢力が得られることを特徴とするレンズ保持枠の付勢装置。
IPC (2件):
G02B 7/02 ,  G03B 5/00
FI (2件):
G02B 7/02 Z ,  G03B 5/00 E

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