特許
J-GLOBAL ID:200903025875327222

ステップ式パイロット電磁開閉弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226833
公開番号(公開出願番号):特開平8-094211
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 パイロット通路を流れる冷媒の流量だけの小流量開弁状態の維持時間を可変制御し、主弁体開弁時に大きい衝撃音や振動が発生することを抑制する。【構成】 絞り通路12によって上流側圧力を導入される背圧室10の圧力を第一の受圧面積をもって閉弁側に及ぼされ、上流側圧力を前記第一の受圧面積より小さい第二の受圧面積をもって開弁側に及ぼされると共に下流側圧力を第三の受圧面積をもって開弁側に及ぼされ、これらの受圧力差により主弁座部4に選択的に着座・離間して主流体通路5を開閉する主弁体7を設ける。背圧室10を主弁座部4より下流側の主流体通路5に連通接続するパイロット用流体通路14を全閉と中開と全開の3段階にステップ動作する電磁パイロット弁16を設け、パイロット用流体通路14が中開状態である場合には主弁体7の閉弁を保って小流量開弁状態とし、パイロット用流体通路14が全開状態である場合にのみ主弁体7を主弁座部4より離間させる。
請求項(抜粋):
背圧室の圧力を第一の受圧面積をもって閉弁側に及ぼされ、弁ハウジングに形成された主弁座部より上流側の流体圧力を前記第一の受圧面積より小さい第二の受圧面積をもって開弁側に及ぼされると共に前記主弁座部より下流側の流体圧力を第三の受圧面積をもって開弁側に及ぼされ、これらの受圧力差により前記主弁座部に選択的に着座・離間して主流体通路を開閉する主弁体と、前記主弁座部より上流側の前記主流体通路を前記背圧室に連通接続し、前記背圧室に前記主弁座部より上流側の流体圧力を導く絞り通路と、前記背圧室を前記主弁座部より下流側の前記主流体通路に連通接続するパイロット用流体通路と、前記パイロット用流体通路の連通を遮断する全閉位置と、前記パイロット用流体通路を第一の弁開度をもって連通状態にする中間開度位置と、前記パイロット用流体通路を第一の弁開度より大きい第二の弁開度をもって連通状態にする全開位置との間に3段階に開閉動作するステップ動作式の電磁パイロット弁とを有し、前記パイロット用流体通路が遮断あるいは前記第一の弁開度による連通状態である場合には前記主弁体が前記受圧力差によって前記主弁座部に着座して前記主流体通路を閉じ、前記パイロット用流体通路が前記第二の弁開度による連通状態である場合には前記主弁体が前記受圧力差によって前記主弁座部より離間して前記主流体通路を開くよう、前記パイロット用流体通路の第一の弁開度および第二の弁開度と前記主弁体の第一〜第三の各の受圧面積を設定されていることを特徴とするステップ式パイロット電磁開閉弁。
IPC (2件):
F25B 41/04 ,  F16K 31/42
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-036607
  • 特開平1-312286
  • 特開昭55-036607
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