特許
J-GLOBAL ID:200903025887751488
プログラム、記憶制御方法及び記憶制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹内 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-004282
公開番号(公開出願番号):特開2009-116896
出願日: 2009年01月13日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】故障ディスク装置を切り離すことなく可能な限り冗長構成を保持した状態での保守を可能として信頼性を向上する。【解決手段】正常ディスク装置を主体としたデータ復元処理は、正常ディスク装置をコピー元として予備ディスク装置68にデータを復元することを基本とする。ホスト入出力要求の内、リード要求については、正常ディスク装置のリード処理が失敗した場合を除いて被疑ディスク装置66へのリード要求は行わず、データ復元中の故障発生の可能性を低減する。またライト要求については、被疑ディスク装置66を除く冗長構成の正常ディスク装置と予備ディスク装置68にライトし、ライトアドレス範囲に対応してライト処理の正常終了か異常終了かと、被疑ディスク装置のデータが有効か無効かを管理テーブルに登録しておく。【選択図】図8
請求項(抜粋):
コンピュータに、
複数のディスク装置に上位装置から受信したデータを分割したストライプデータと前記ストライプデータから求められるパリティデータとを分散して格納した冗長構成の記憶装置に含まれるディスク装置のエラー統計加算値が所定の閾値を越えた場合に、被疑ディスク装置と判定して予備ディスク装置にデータを復元するための復元モードを設定するエラー判定ステップと、
前記復元モードの設定中に上位装置からリードコマンドを受信した場合、被疑ディスク装置以外の正常ディスク装置からリードしたデータ及びパリティに基づき前記被疑ディスク装置のリードデータを算出して応答し、前記正常ディスク装置のリードが失敗した場合に前記被疑ディスク装置からデータをリードして応答するリード処理ステップと、
前記復元モード設定中に上位装置からライトコマンドを受信した場合、正常ディスク装置からリードした旧データ及び又は旧パリティに基づき前記被疑ディスク装置の旧データを復元し、更に復元した被疑ディスク装置の新データと旧パリティに基づいて新パリティを算出し、前記新データを前記被疑ディスク装置及び予備ディスク装置にライトすると共に新パリティを対応する正常ディスク装置にライトし、前記被疑ディスク装置のライト失敗を判定した場合は、ライトに失敗した領域の先頭アドレスと最終アドレスとを管理テーブルに登録するライト処理ステップと、
前記復元モード設定中の上位装置からのアクセス空き時間に、前記被疑ディスク装置からデータを予備ディスク装置へコピーして復元する処理を開始し、コピー対象データが前記管理テーブルに登録されているライトに失敗した領域に該当した時または前記被疑ディスク装置から予備ディスク装置への復元処理が失敗した時は、前記正常ディスク装置からリードしたデータ及びパリティに基づき前記被疑ディスク装置のデータを算出して復元する復元処理ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
IPC (1件):
FI (3件):
G06F3/06 305F
, G06F3/06 305C
, G06F3/06 540
Fターム (4件):
5B065BA01
, 5B065CA30
, 5B065EA02
, 5B065EA24
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