特許
J-GLOBAL ID:200903025892886707

放電灯を設けた自動車用前照灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083784
公開番号(公開出願番号):特開平8-287707
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、単純・小規模の作用によってすれ違いビームと走行ビームとを切り替えることのできる、放電灯を光源として用いた自動車用前照灯を提供する。【構成】 リフレクタ4の中央にある放電灯取付孔に、遮光ストライプ塗装された放電灯(例えばD2Rバルブ)を配置すると、(A)図のようにストライプの影3a,3bが出来る。この影を通るように切目4b,4cを入れて、リフレクタ下半部4dとリフレクタ上半部4eとに分割する。分割されたリフレクタ下半部4dを前進させるとすれ違いビームが形成され、後退させると走行ビームが形成される。
請求項(抜粋):
遮光ストライプ塗装を施された放電灯の放電部が光軸上に配設されており、上記放電部で発生するアークが光軸とほぼ同方向になっていて、かつ、回転放物面状のリフレクタを具備している自動車用の前照灯において、リフレクタの反射面に生じる遮光ストライプの影に沿って該リフレクタが上下に2分されており、2分されたリフレクタの上半部が放電灯に対して相対的に動かないように設置されるとともに、2分されたリフレクタの下半部は放電灯に対して相対的に、光軸とほぼ平行な方向に移動せしめられるように構成されていて、上記リフレクタの下半部が前照灯の投光方向に前進すると、該リフレクタ下半部の焦点が前記のアークよりも前方に位置して、リフレクタ上半部の反射光束とリフレクタ下半部の反射光束とが重畳されてすれ違いビームを形成し、前記リフレクタの下半部が後退すると、該リフレクタ下半部の焦点が前記アークの中央部よりも後方寄りに位置して、リフレクタ上半部の反射光束とリフレクタ下半部の反射光束とが協働して走行ビームを形成するようになっていることを特徴とする、放電灯を設けた自動車用前照灯。

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