特許
J-GLOBAL ID:200903025898283168

スリツプ制御方式の車輪を備えた車両の速度を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-026433
公開番号(公開出願番号):特開平5-058267
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 スリップ制御方式の車輪を備えた車両の速度を検出する方法において、スリップしている車輪の運動状態に関する情報を受け取ることにより、特定の状態における車両の慣性に関する推測に頼らず、ひいては速度検出の精度を損なう安全値を使用することなく車両の走行速度を検出する。【構成】 緩衝特性を有するアルゴリズムで瞬間速度V(i)から第1の車輪加速値ad(i)を形成し、該第1の車輪加速値から第2の車輪加速値aq(i)を形成し、ただしこの場合、時間的に前に位置する推定車両加速値に対する第2の車輪加速値の変化が、規定の正の限界値と負の限界値とを越えないようにし、全ての車輪の第2の車輪加速値からの平均値形成によって推定車両加速値aeを形成し、該推定車両加速値の積分によって推定車両速度veを形成し、推定値の傾向と、測定された瞬間速度から引き出された運動量との合致の評価に基づき、推定車両速度または推定車両加速値を修正する。
請求項(抜粋):
スリップ制御方式の車輪の瞬間速度を検出し、該瞬間速度と、該瞬間速度から引き出される運動量とを評価してメモリし、車輪スリップを検出し、所望の車輪スリップを調節すべく前記車輪におけるトルクを制御するステップによってスリップ制御方式の車両の速度を検出する方法において、緩衝特性を有するアルゴリズムで瞬間速度から第1の車輪加速値を形成し、該第1の車輪加速値から第2の車輪加速値を形成し、ただしこの場合、時間的に前に位置する推定車両加速値に対する第2の車輪加速値の変化が、規定の正の限界値と負の限界値とを越えないようにし、全ての車輪の第2の車輪加速値からの平均値形成によって推定車両加速値を形成し、該推定車両加速値の積分によって推定車両速度を形成し、推定値の傾向と、測定された瞬間速度から引き出された運動量との合致の評価に基づき、推定車両速度または推定車両加速値を修正することを特徴とする、スリップ制御方式の車輪を備えた車両の速度を検出する方法。
IPC (2件):
B60T 8/66 ,  F02D 29/02 311
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開平1-148647
  • 特表平2-502807
  • 特開昭62-152958
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