特許
J-GLOBAL ID:200903025904142717

送信制限付きユーザ状態ブロードキャスト方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190273
公開番号(公開出願番号):特開平7-046237
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 ネットワークの容量に不当な負担をかけることなく、多くのユーザそれぞれの関連宛先に、ユーザの現在の状態データを報告する送信制限付きユーザ状態ブロードキャスト方式を提供する。【構成】 ブロードキャスト登録処理とブロードキャスト実施処理からなり、各ユーザの現在の状態を格納するユーザ情報データテーブルと、処理を行う各対象ユーザの現在の登録状態を保持するブロードキャスト登録テーブルと、各ユーザのすべての関連宛先を含む宛先表とのデータベースを用いる。ブロードキャスト登録処理はブロードキャストを行うユーザを登録し、対象ユーザ状態に変化があれば、そのユーザの状態データの更新を行う。ブロードキャスト実施処理は、周期的に起動され、登録ユーザの状態変化の報告を、それぞれユーザの関連する宛先に送る。
請求項(抜粋):
複数のユーザが接続されているデータ通信網において、各ユーザの状態が変化したとき、そのことを当該ユーザの関連する指定宛先ユーザにブロードキャストする送信制限付きユーザ状態ブロードキャスト方式であって、ユーザ毎に、前記データ通信網に接続された各ユーザに対するブロードキャスト処理の登録の有無を示すブロードキャスト登録テ-ブル(T2)と、ユーザ状態の変化をブロードキャスト実施元のユーザから通知すべきすべての関連宛先ユーザのリストである宛先表(T4)と、各ユーザの現在の状態および当該ユーザに対応する前記宛先表の宛先表番号を表示するユーザ情報データテーブル(T1)と、前記宛先表番号に対する宛先表のアドレスを記載している関連宛先表番号テーブル(T3)とよりなるデータベースと、ユーザ状態の変化の報告を受けたとき起動され、前記ユーザ情報データテーブルの当該ユーザの状態を更新するとともに、当該ユーザの関連宛先表番号が指定されていれば当該ユーザをブロードキャスト処理対象として前記ブロードキャスト登録テーブルに登録するブロードキャスト登録処理(S1)と、周期的に起動され、前記ブロードキャスト登録テーブルを先頭から順に検索して、登録された有効なユーザエントリを検出したとき、該エントリの登録を取り消してからそのユーザ状態を読み出して現在のユーザ状態として用いるとともに、宛先表番号を読み出し、他のユーザに対して送信するブロードキャストメッセージ数が所定の最大値以内にある限り、読み出した宛先番号により決まる前記宛先表に記載された当該ユーザのすべての関連宛先ユーザに読み出した現在のユーザ状態を用いてユーザ状態変化のメッセージの報告を繰り返し、もし、送信中のブロードキャストメッセージ数が前記最大値を超えるときはブロードキャスト処理を中断し、一定の中断時間の経過時に現在のユーザ状態に変化がなく、かつ、新規に再登録されていなければ、再び上述したメッセージ報告の動作を継続し、または、上述した中断時間の経過時に現在のユーザ状態が変化し、あるいは新規にエントリが再登録されているときは、現在のユーザのブロードキャスト処理を中止して、前記ブロードキャスト登録テーブルに登録されている、次順の有効なユーザについて上述したブロードキャスト処理を行い、有効なユーザのすべての関連宛先へのブロードキャストを終了して処理を終るブロードキャスト実施処理(S2)と、を有している送信制限付きユーザ状態ブロードキャスト方式。
IPC (3件):
H04L 12/18 ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 15/177
FI (2件):
H04L 11/18 ,  G06F 15/16 400 D

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