特許
J-GLOBAL ID:200903025904403111
送受信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神原 貞昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292596
公開番号(公開出願番号):特開平5-130158
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】受信の際に、送信系において発生する変調用キャリア信号が受信位相変調信号に混入して生じるノイズ妨害を防止する。【構成】送信系11におけるQPSK変調部15に対するキャリア送出部20が、第1及び第2の変調用キャリア信号の2倍の周波数を有したキャリア信号を発生するキャリア発生部40と、キャリア発生部40からのキャリア信号が供給され、それに基づいて第1の変調用キャリア信号を発生する第1のフリップ・フロップ回路部41と、キャリア発生部40からのキャリア信号が位相反転されて供給され、それに基づいて第2の変調用キャリア信号を発生する第2のフリップ・フロップ回路部43と、第1及び第2のフリップ・フロップ回路部41,43に、送信系11による送信動作が行われるとき動作状態をとらせ、また、受信系12による受信動作が行われるとき非動作状態をとらせる電源供給用のスイッチ44とを含んで構成される。
請求項(抜粋):
周波数を同一とし実質的に90度の相互位相角差を有する第1及び第2のキャリア信号を送出するキャリア送出部を有し、該キャリア送出部から得られる第1及び第2のキャリア信号を夫々第1及び第2のディジタルデータにより振幅変調して第1及び第2の振幅変調信号を得るとともに、該第1及び第2の振幅変調信号を合成してディジタル位相変調信号を形成し、該ディジタル位相変調信号を第3のキャリア信号をもって高域側に周波数変換して得られる送信用ディジタル位相変調信号を送信する送信系と、到来するディジタル位相変調信号を受信して受信ディジタル位相変調信号を得、該受信ディジタル位相変調信号を上記第3のキャリア信号をもって低域側に周波数変換し、低域側に周波数変換された受信ディジタル位相変調信号についての復調を行って受信ディジタルデータを得る受信系とを備えていて、上記送信系による送信動作と上記受信系による受信動作とが交互に行われる状態がとられ、上記キャリア送出部が、上記第1及び第2のキャリア信号の周波数の2倍に相当する周波数を有した第4のキャリア信号を発生するキャリア発生部と、該キャリア発生部からの第4のキャリア信号が供給され、該第4のキャリア信号に基づいて上記第1のキャリア信号を発生する第1のフリップ・フロップ回路部と、該キャリア発生部からの第4のキャリア信号が位相反転されて供給され、該位相反転された第4のキャリア信号に基づいて上記第2のキャリア信号を発生する第2のフリップ・フロップ回路部と、上記第1及び第2のフリップ・フロップ回路部に、上記送信系による送信動作が行われるとき動作状態をとらせ、また、上記受信系による受信動作が行われるとき非動作状態をとらせる制御部を含んで構成されることを特徴とする送受信装置。
IPC (2件):
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