特許
J-GLOBAL ID:200903025905437621

補助信号伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178725
公開番号(公開出願番号):特開平6-029891
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 IF中継局で、PLLループにより搬送波を再生してFM変調された補助信号を復調する特性を劣化させる問題を解決する。【構成】 主アンテナMと副アンテナSの2つの受信信号の遅延時間差を無くし同相とする為に受信マイクロ波F1をIF周波数F2に周波数変換する為のマイクロ波受信ローカル発振器の2つの出力の片方に設けた無限移相器(10)の移相量を定める制御信号C を発生するSD制御ループ(20)への受信信号IFの取り入れを、受信したマイクロ波F1を夫々周波数変換した2つのIF周波数F2の信号の合成出力の第1IF(F2)から取り入れて、其の後更に受信ローカル発振器(1) の出力L R で周波数変換した第2IF(F3)から、搬送波再生PLLループへ取り入れて、2つの受信信号の同相合成の為のSD制御ループと、FM変調の補助助信号を復調する為の搬送波再生用のPLLループとが互に独立して動作するように構成する。
請求項(抜粋):
データを4相PSK 変調等した主信号と監視・打合電話信号等をFM変調した補助信号とを複合変調信号としたマイクロ波を受信し該主信号は復調することなく非再生でIF中継する中間中継局で、前局より受信した複合変調信号を分岐して其れを復調する為の搬送波を再生するPLLループにより、其の中のFM変調された補助信号を復調し取り出すドロップと該受信した複合変調信号に其の局のFM変調した補助信号を挿入して次局へ送信するインサートとを行う補助信号伝送方式において、スペースダイバシティ受信のIF中継局にて、主アンテナ(M)と副アンテナ(S)で別々に受信した2つの受信信号の遅延時間差を無くし同相とする為に該受信マイクロ波(F1)をIF周波数(F2)に周波数変換(9M, 9S)する為の一つのマイクロ波受信ローカル発振器(1SD) の出力の主アンテナ側( LM )と副アンテナ側(LS )の何れか一方(LS )の位相を変化させる無限移相器(10)の移相量を定める制御信号(C)を発生するSD制御部(20)への受信IF信号の取り入れを、該受信マイクロ波(F1)を周波数変換した第1IF(F2)の2信号(IF M,IF S)を合成した出力(F2)から取り入れた後に前記復調の為の搬送波を再生するPLLループへ取り入れを、該第1IF(F2)を電圧制御発振器(VCO) 型の受信ローカル発振器(1) の出力(LR ) により周波数変換器(91)にて周波数変換した第2IF(F3)から取り入れて、SD受信した2つの受信信号の同相合成の為のSD制御ループと、FM変調の補助助信号を復調する為の搬送波再生用のPLLループとが互に独立して動作することを特徴とする補助信号伝送方式。

前のページに戻る