特許
J-GLOBAL ID:200903025906815425
同時の粒子分離および化学反応
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-514137
公開番号(公開出願番号):特表2001-518624
出願日: 1998年09月10日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】本発明は、試料液体(より大きな粒子をも含み、特に血液)中の分析物粒子の存在を検出するための方法および装置を提供する。これは拡散を利用して、より大きな粒子の濾過と、分析物粒子の反応とを、同時に行う。試料流れと試薬流れとが、層流反応チャネルの上流端で合流し、隣接する層流中を流れる。この試薬は、溶液であり得、またはビーズ上に固定され得る。分析物粒子は試料流れから拡散して試薬流れに入り、後により大きな粒子を残して、残留試料流れとする。試薬流れ中で分析物粒子が試薬粒子と反応し、生成物粒子を形成して、これによって生成物流れを作り出す。反応チャネルの下流端において、残留試料流れおよび生成物流れが分離される。生成物粒子は次いで、好ましくは光学的に、生成物流れ中で検出される。検出の前に、生成物流れはさらなる濾過または分離に供され得、または第二の試薬流れと合流して二次生成物粒子を形成し得る。この装置および方法を、酵素によりまたは蛍光によりラベル化した免疫試薬を用いた競合的免疫検定法またはサンドイッチ免疫検定法を行うために、用い得る。この装置および方法はまた、生成物を合成するためにも用い得、この場合には、2つの試薬流れが層流反応チャネル内で合流する。
請求項(抜粋):
より大きな粒子をも含有する一次流れからの小さい一次粒子を反応させる方法であって、以下の工程: 該一次流れを第一の層流反応チャネルに導入すること; 第一の試薬粒子を含有する第一の試薬流れを、該第一の反応チャネルに、別に導入して、該一次流れおよび該第一の試薬流れが隣接した層流中を流れるようにすること; 該小さい一次粒子を該一次流れから拡散させて該第一の試薬流れに入らせ、該第一の試薬粒子と反応させて第一の生成物粒子を形成させ、これによって該第一の試薬流れを第一の生成物流れに変化させ、該一次流れを該より大きな粒子を含有する残留一次流れに変化させること; 前記残留一次流れを該第一の反応チャネルの外へ導くこと;および 該第一の生成物流れを該第一の反応チャネルの外へ、別に導くことを含む、方法。
IPC (3件):
G01N 33/543 521
, G01N 31/20
, G01N 33/533
FI (3件):
G01N 33/543 521
, G01N 31/20
, G01N 33/533
Fターム (4件):
2G042AA10
, 2G042FB05
, 2G042HA02
, 2G042HA03
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