特許
J-GLOBAL ID:200903025907487090

2方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015842
公開番号(公開出願番号):特開平5-209637
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 正・逆両回転方向のロック機能と空転機能とを具え、しかもその切換えを容易に行なうことができる2方向クラッチを提供する。【構成】 外輪1には複数のクラッチ溝1bが円周等間隔に形成されており、各クラッチ溝1b部分で、回転軸8の外周面との間に正・逆両回転方向に対称なクサビ空間が形成される。ころ3はこのクサビ空間に係合・離脱可能に配され、保持器2のポケット2aの両側壁にそれぞれ配置されたバネ部材9によって両側から弾圧されている。ドラグストリップ5の両端部5aは保持器2の内径部に適宜の手段で連結されている。また、ドラグストリップ5の中央部分5bは、回転軸8の外周面に締代をもって接触している。例えば回転軸8が時計方向に回転すると、回転軸8に締代をもって接触するドラグストリップ5が接触部に発生する摩擦力によって回転軸8に従動し、保持器2を時計方向に揺動させる。
請求項(抜粋):
内周面に複数のクラッチ溝を有し、各クラッチ溝部分で、制御すべき回転軸との間に正・逆両回転方向に対称なクサビ空間を形成する外輪と、前記クサビ空間に係合・離脱可能に配されたころと、前記外輪の内径部に揺動可能に挿入され、前記ころを収容するポケットを具えた保持器と、前記保持器の揺動を制御するためのストッパ手段と、前記保持器の内径部にその両端部が連結され、その中央部分が前記回転軸の外周面に締代をもって接触する板バネ状のドラグストリップとを有することを特徴とする2方向クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-101752
  • 特開昭52-036255

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