特許
J-GLOBAL ID:200903025914798670

クロック位相検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-207670
公開番号(公開出願番号):特開平8-079323
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 特定の周波数成分しか持たないディジタル変調信号において、サンプリング時刻におけるクロック位相の検出が可能なクロック位相検出回路を提供すること。【構成】 チャープ変換回路2は受信したディジタル変調信号をチャープフーリエ変換した後、直交検波器3、A/D変換器4a,4bを経て合成回路5へ出力する。合成回路5は1シンボル区間のフーリエ変換信号を複数シンボル区間のフーリエ変換信号としてサンプリング回路7へ出力する。サンプリング回路7で特定の2周波数成分に相当するタイミングでサンプリングを行った後、変換テーブル9aで特定の2周波数成分各々の位相が検出され、差分回路10で各々の位相の位相差が求められた後変換テーブル9bへ出力する。変換テーブル9bは差分回路10が出力する位相差に応じてクロック位相をフィルタ11へ出力し、フィルタ11はクロック位相を平滑化して出力する。
請求項(抜粋):
繰り返し周期がnシンボル(n:自然数)であるようなディジタル変調信号の、(搬送波周波数+シンボル周波数/n)の周波数成分の位相φ1を検出する第1の位相検出手段と、前記ディジタル変調信号の、(搬送波周波数+(シンボル周波数/n)・m)(mは搬送波周波数+(シンボル周波数/n)・mの周波数成分の信号電力を最大とするような整数、ただしm≠1)の周波数成分の位相φ2を検出する第2の位相検出手段と、前記第1および第2の位相検出手段により検出された2周波数成分の位相φ12からA(φ12)+B(A,Bはディジタル信号パターンおよび変調方式により定められる定数)なる1次式によりクロック位相を演算する演算手段と、 前記演算手段により演算されたクロック位相を平滑化するフィルタとを備えたことを特徴とするクロック位相検出回路。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  G01R 25/00 ,  H04L 7/00

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