特許
J-GLOBAL ID:200903025918745627

注出キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068342
公開番号(公開出願番号):特開平10-264953
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 蓋体の開放をキャップ本体に対する一定の操作を経なければ達成できないようにし、不正開放発生を防止すると共に、確実な密閉を得る。【解決手段】 スクイズ性を有する壜容器の口部に密に組付き、内容液噴出口7を形成した組付き部2の頂板4に、外鍔9と垂下筒片10と外フランジ11とスカート筒12とを連設し、この連設部分に切欠き13により係止片15を有する弾片14を設けてキャップ本体1を構成し、キャップ本体1の後端にヒンジ結合された蓋体19の周壁20に係止片15が内方から嵌入して係止する係止孔23を設け、係止片15と係止孔23との係止により強力に閉姿勢を保持し、係止片15と係止孔23との係止解除操作と蓋体19の押上げ操作との組合せにより蓋体19の開放が達成されるようにした。
請求項(抜粋):
スクイズ性を有する壜容器の口部に密に組付き、頂板(4) に噴出口(7) を形成した略半球状の噴出頭片(6) を突設した有頂筒形状の組付き部(2) を有し、前記頂板(4) の周端縁から延出設した外鍔(9) の延出端から短筒状の垂下筒片(10)を垂下設し、該垂下筒片(10)の下端から外鍔状の外フランジ(11)を介してスカート筒(12)を垂下設し、前記外鍔(9) と垂下筒片(10)と外フランジ(11)とスカート筒(12)との組合せ物の少なくとも一方の側部に切欠き(13)を設けて弾片(14)を起立状に残存形成し、該弾片(14)の外側面上端に係止片(15)を突出設したキャップ本体(1) と、該キャップ本体(1) の後端部にヒンジ部(25)により開閉回動可能にヒンジ結合され、頂壁(21)下面に前記噴出口(7) を密閉する栓片(22)を設け、前記垂下筒片(10)に外嵌する周壁(20)の少なくとも一方の側部に、前記係止片(15)が内方から嵌入する係止孔(23)を設けた蓋体(19)と、から構成された合成樹脂製の注出キャップ。

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