特許
J-GLOBAL ID:200903025918970620

電磁継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357743
公開番号(公開出願番号):特開2001-176370
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 優れた接点耐久性と、アークの拡散性を効率的に達成できる強い消弧作用とを備え、しかも電気自動車等に搭載可能な小型で安価な電磁継電器のを提供することにある。【解決手段】 開放型の接点室を有する電磁継電器であって、リターンスプリング16と接点スプリング5とにより、ソレノイド部1内にあって通電の断続により進退するプランジャ17に当接するインシュレータ18に係合された可動接点部4と固定接点部6とが並列接続可能であり、消弧手段である永久磁石7が1組或いは複数組の可動担持体4を挟んで対向し、その磁極面がアーク電流が生じたときローレンツ力Fを強め合う極性配置とする構成にするので、優れた接点耐久性と強い消弧作用とを備えた電磁継電器を提供できる。
請求項(抜粋):
内蔵されるコイルへの通電の断続により軸方向に進退するプランジャを有するソレノイド部と、前記ソレノイド部の固定磁路部材に結合されるハウジングと、前記ハウジング内の作動室に収容されて、前記プランジャと連動するインシュレータを介して軸方向に進退するともに、可動接点を担持する可動接点部と、固定接点を前記可動接点に対して接離可能に担持する固定接点部と、前記両接点対間の接点ギャップ部にそれぞれ生じるアークを消弧するための消弧手段とを備える電磁継電器において、前記可動接点部は、両端部に第1、第2の可動接点を短絡可能に担持する可動接点担持体を複数組有し、前記固定接点部は、複数組の前記第1、第2の可動接点に対応する複数の第1、第2の固定接点を備えると共に、これら複数の第1の固定接点及び第2の固定接点のそれぞれを共通接続する第1、第2の固定接点担持体を有し、前記接点ギャップ部は、前記第1、第2の可動接点に対応する前記第1、第2の固定接点対間に第1、第2の接点ギャップを複数組有し、前記消弧手段は、複数組の可動接点担持体に対応して形成される1組あるいは複数組の前記第1、第2の接点ギャップを挟む第1、第2の磁石を複数組有し、前記第1の磁石同士ないし前記第2の磁石同士は、互いに対面する磁極面の極性が反対となる関係に保持し、かつ前記第1の磁石と前記第2の磁石とは、前記接点ギャップに対面する極性が同じ関係に保持すると共に、前記磁石を前記ハウジングに固定したことを特徴とする電磁継電器。
IPC (4件):
H01H 50/54 ,  H01H 9/44 ,  H01H 50/00 ,  H01H 50/38
FI (4件):
H01H 50/54 B ,  H01H 9/44 A ,  H01H 50/00 D ,  H01H 50/38 H
Fターム (1件):
5G027BB03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • プランジャ型電磁継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-024010   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭57-013627
  • 永久磁石付継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-190223   出願人:第一電機株式会社
審査官引用 (3件)
  • プランジャ型電磁継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-024010   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭57-013627
  • 永久磁石付継電器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-190223   出願人:第一電機株式会社

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