特許
J-GLOBAL ID:200903025921743686

熱電変換材料およびそれを用いた熱電変換素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 允之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-400601
公開番号(公開出願番号):特開2003-197985
出願日: 2001年12月28日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 従来の熱電変化材料に比較して、強い毒性を有する元素を含有せず、安全性が高く、安価であり、また熱電変換材料としての性能が優れるホイスラー合金系熱電変換材料およびそれを用いた熱電変換素子を提供する。【解決手段】 Fe-V-Alホイスラー合金のFeの一部をMnまたはCrで置換した組成の合金を採用することにより熱伝導率が小さく、性能指数Zの大きな熱電変換材料を提供でき、これによって優れた性能の熱電変換素子を提供することが可能となった。本発明の熱電変換材料および熱電変換素子は従来より知られたBi-Te系材料およびそれを用いた熱電素子と比較して毒性が小さいためリサイクル性も高く地球環境問題の観点からも好ましい。
請求項(抜粋):
下記の組成式で表される組成を有することを特徴とする熱電変換材料。Ax(Fe1-aDa)yVz(E1-bGb)100-x-y-z(式中、Aは、MnまたはCrの少なくとも一種、Dは、Ti,Co,Ni,Cu,Zn,Zr,Nb,Mo,Ag,Hf,Ta,W,Y,および希土類元素の群から選ばれる少なくとも一種の元素、EはAlまたはSiの少なくとも一種、Gは、B,C,N,P,S,Mg,Ga,Ge,Sn,In,およびBiの群から選ばれる少なくとも一種の元素、a、bはそれぞれ0≦a≦0.2、0≦b≦0.2、x、y、zはそれぞれ、2≦x、35≦x+y≦60、15≦z≦35の数を表す。)
IPC (6件):
H01L 35/18 ,  C22C 38/58 ,  H01L 35/20 ,  H01L 35/32 ,  H01L 35/34 ,  H02N 11/00
FI (6件):
H01L 35/18 ,  C22C 38/58 ,  H01L 35/20 ,  H01L 35/32 A ,  H01L 35/34 ,  H02N 11/00 A

前のページに戻る