特許
J-GLOBAL ID:200903025922031744

小型基地局装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-253135
公開番号(公開出願番号):特開2000-091977
出願日: 1998年09月08日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 ダイバーシチ方式を採用した基地局あるいは移動通信システムで全体的な通信の品質を確保しつつ、2キャリア運用から1キャリア運用に切り替えて消費電力を低減することのできる小型基地局装置を実現すること。【解決手段】 小型基地局装置101は、第1および第2のアンテナ102、103とこれらに対応した第1および第2の送受信ユニット111、112を備えており、制御部が装置内の制御を行っている。2つのアンテナ102、103のいずれかの受信データが所定の品質以上を維持しており、1つのキャリアで足りる通話チャネルが使用されているときには、1キャリア運用に移行する。この状態では対応する受信ユニット114(116)をオフにして、通話品質を維持して消費電力を節減することが可能である。
請求項(抜粋):
送受信兼用される第1および第2のアンテナと、これら第1および第2のアンテナのそれぞれに異なったキャリアを割り当ててこれらのキャリアにそれぞれ複数の通話チャネルを設定可能にして移動局に対して送信を行なう第1および第2の送信部と、前記第1および第2のアンテナに対応して用意され、これら第1および第2のアンテナが共に受信可能な状態に設定されているときにはこれらのアンテナの受信した信号を分配して供給されダイバーシチ受信を行なう第1および第2の受信部と、前記第1および第2のアンテナが受信したデータが所定の受信品質を維持しているかどうかを判別する受信品質判別手段と、前記第1および第2の送信部の中の一方の送信部の使用するキャリアだけで現在必要とされる全通話チャネルを確保して送信が行なえるかどうかを判別する通話チャネル数判別手段と、この通話チャネル数判別手段が一方の送信部の使用するキャリアだけで現在必要とされる全通話チャネルを確保して送信が行なえることを判別し、前記受信品質判別手段が前記第1および第2のアンテナの受信したデータの少なくとも一方が所定の受信品質を維持していると判別したとき通話チャネルを第1および第2のキャリアのうちの現在必要とされる全通話チャネルを確保できる一方に統合して前記第1および第2のアンテナの一方のアンテナのみから送信を行なわせる1キャリア運用手段とを具備することを特徴とする小型基地局装置。
FI (2件):
H04B 7/26 M ,  H04B 7/26 D
Fターム (11件):
5K067AA11 ,  5K067AA26 ,  5K067AA43 ,  5K067CC04 ,  5K067CC24 ,  5K067EE10 ,  5K067EE71 ,  5K067HH22 ,  5K067JJ12 ,  5K067KK03 ,  5K067LL14

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