特許
J-GLOBAL ID:200903025923586030

絶縁油及び油入電気機器の診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131920
公開番号(公開出願番号):特開平7-335446
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 油入電気機器に充填される絶縁油の銅に対する硫化腐食性を定量的に把握することと、運転中の油入電気機器内の油中に露出する銅部材表面の硫化腐食の進行状況について機器停止することなく診断する診断方法を提供する。【構成】 一定量の絶縁油と、一定量の表面積を有する銅板を密閉容器に封入し、所定の温度で所定の時間加熱した後、絶縁油中の油中溶解銅及び硫酸イオンの含有量の和から、銅表面の生成硫化銅の関係から絶縁油の硫化腐食性を診断する。また、運転中の油入電気機器から絶縁油を採取し、油中の油中溶解銅及び硫酸イオンの含有量を測定し、生成硫化銅の生成密度を求め、硫化腐食を診断する。【効果】 絶縁油の硫化腐食性が充填前に定量的に診断でき、運転中の油入電機器の硫化腐食の程度が停止することなく診断できる。
請求項(抜粋):
一定量の絶縁油と、所定の表面積を有し表面が活性化された銅板とを所定の容器に封入して、所定の時間加熱した後、絶縁油中に含まれる油中溶解銅及び硫酸イオンの含有率を測定し、その和によって硫化腐食性を診断する絶縁油の診断方法。
IPC (2件):
H01F 27/00 ,  H01F 41/00

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