特許
J-GLOBAL ID:200903025924447557

ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-169536
公開番号(公開出願番号):特開平6-008042
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 ダイヤモンドワイヤーソーのスリーブとダイヤモンドビーズ間の固着力を強化する。【構成】 ダイヤモンドワイヤーソーの製造工程において、予め表面に二種類以上の金属からなる複数のメッキ層5が形成された鋼製のスリーブ1をダイヤモンドビーズ2にはめ込み焼結固着し、次いで、スリーブ1を鋼製のワイヤー3に通し、一定間隔でかしめてワイヤー3に固定した後、焼結固着の結果メッキ層5に形成された合金の溶融温度以上かつダイヤモンドビーズ2における液相発生温度未満の温度で加熱処理を行い、更に、ダイヤモンドビーズ2相互間を可撓性素材からなるスペーサー4により被覆する。
請求項(抜粋):
ダイヤモンド砥粒が埋設された中空円筒状のダイヤモンドビーズに、同じく中空円筒状をなす鋼製のスリーブをはめ込み焼結固着し、更に、前記スリーブを鋼製のワイヤーに通して一定間隔でかしめることにより前記ワイヤーに固定するとともに、前記ダイヤモンドビーズ相互間を、可撓性素材からなるスペーサーにより被覆するダイヤモンドワイヤーソーの製造方法において、前記スリーブの表面に予め二種類以上の金属からなる複数のメッキ層を形成して前記焼結固着時に前記メッキ層を合金化させ、更に、前記スリーブを前記ワイヤーに固定した後、前記ダイヤモンドビーズ相互間を前記スペーサーで被覆するまでの間に、前記メッキ層に形成された合金の溶融温度以上かつ前記ダイヤモンドビーズにおける液相発生温度未満の温度で加熱処理を行うことを特徴とするダイヤモンドワイヤーソーの製造方法。
IPC (2件):
B23D 65/00 ,  B23D 61/18

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