特許
J-GLOBAL ID:200903025929406000

副経路設定装置およびナビゲーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209974
公開番号(公開出願番号):特開平8-075488
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 データを増加することなく、元の経路データを用いて簡易な処理で視認性の高い表示を実現する副経路設定装置およびナビゲーション装置。【構成】 ステップ2350の交差判定処理にて交差状態が求められ、ステップ2400にて交差していると判定されると、方位-交点変換値テーブルを参照して交点変換値を求める(ステップ2550)。このテーブルは、前セグメントと今回のセグメントとの方位の組合せと交点変換値との関係を表している。この交点変換値は、前セグメントの終点座標に加算して交点を求めるためのものである。こうして得られた交点が、渋滞表示用データとして出力される(ステップ2600)。このようにテーブルを用いて交点を求めているため、簡単な変換処理で交点が得られ、視認性のよい渋滞表示が、ナビゲーション装置に負担をかけること無く、かつメモリ容量の増加もほとんど無く実現できる。
請求項(抜粋):
表示装置に表示される経路の内の所望の対象経路を他の経路と区別し易くするために、該対象経路に沿って表示される副経路の座標を設定する副経路設定装置であって、上記対象経路を構成する区間の方位を、所定数の離散的な方位として算出する方位算出手段と、隣接する区間の2方位の一般的な組合せにより、その各区間を各々副経路表示位置にほぼ平行移動させた場合に生じる経路の交点を求めるための交点変換値を、予め上記組合せ毎に求めることにより設定した方位-交点変換値テーブルと、上記対象経路を構成する区間の内の隣接する区間の、上記方位算出手段により算出された2方位の組合せが生じさせる、その各区間を各々副経路表示位置にほぼ平行移動させた場合の区間の交差・分離状態を判定する交差・分離状態判定手段と、上記交差・分離状態判定手段により、上記隣接する区間の2方位の組合せが、区間の交差を生じる組合せであると判定された場合に、上記方位-交点変換値テーブルに基づいて上記隣接する区間の2方位から上記交点変換値を求める交点変換値検出手段と、上記交差・分離状態判定手段により、上記隣接する区間の2方位の組合せが、区間の交差を生じる組合せであると判定された場合に、上記隣接する2区間の隣接側の2つの端点の一方の座標を上記交点変換値検出手段にて求められた上記交点変換値により変換して得られた1つの座標を、副経路座標とする交点座標算出手段と、上記交差・分離状態判定手段により、上記隣接する区間の2方位の組合せが、区間の分離を生じる組合せであると判定された場合に、上記隣接する2区間の隣接側の2つの端点の座標を副経路表示位置に移動して得られた2つの座標を、副経路座標とする分離端点座標算出手段と、上記交差・分離状態判定手段により、上記隣接する区間の2方位の組合せが、区間の交差も分離も生じない組合せであると判定された場合に、上記隣接する2区間の隣接側の2つの端点の一方の座標を副経路表示位置に移動して得られた1つの座標を、副経路座標とする一致端点座標算出手段と、を備えたことを特徴とする副経路設定装置。
IPC (2件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 道路情報の表示方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-239334   出願人:住友電気工業株式会社
  • 特開平4-303272
  • 特開平4-072513
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