特許
J-GLOBAL ID:200903025932749317
液化ガスの蒸発ガス処理システムおよび処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218251
公開番号(公開出願番号):特開平9-042598
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 既設の低圧仕様のBOG圧縮機の吐出側に高圧に昇圧するための二次圧縮機を設けた場合においても、当該圧縮機の起動・停止時における流量変動を抑制することができて、円滑なBOG処理を可能とする液化ガスのBOG処理システムおよび処理方法を得る。【解決手段】 液化ガスを貯蔵する貯槽1内で発生したBOGを抜き出すBOG配管2にBOGを吸引して昇圧する一次圧縮機4、5を設け、この一次圧縮機の吐出側に、当該一次圧縮機によって昇圧されたBOGをさらに昇圧する二次圧縮機10を直列的に配設し、一次圧縮機4、5および二次圧縮機10の吐出管6、23にリサイクル弁4a、24、26を介してBOGを各圧縮機の吸入側へ導く圧力緩衝ライン6a、25、27を設けるとともに、起動前に開状態にある各圧縮機のリサイクル弁4a、24、26を起動後に徐々に閉じ、かつ当該圧縮機の停止時に上記リサイクル弁を徐々に開く制御手段を設けた。
請求項(抜粋):
液化ガスを貯蔵する貯槽内で発生した蒸発ガスを抜き出すBOG配管に、上記蒸発ガスを吸引して昇圧する一次圧縮機を設け、この一次圧縮機の吐出側に、当該一次圧縮機によって昇圧された上記蒸発ガスをさらに昇圧する二次圧縮機を直列的に配設し、上記一次圧縮機および二次圧縮機の吐出管に、リサイクル弁を介して蒸発ガスを当該圧縮機の吸入側へ導く圧力緩衝ラインを設けるとともに、起動前に開状態とされている上記各圧縮機の上記リサイクル弁を起動後に徐々に閉じ、かつ当該圧縮機の停止時に上記リサイクル弁を徐々に開く制御手段を設けてなることを特徴とする液化ガスの蒸発ガス処理システム。
前のページに戻る