特許
J-GLOBAL ID:200903025933568502

光ファイバ母材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-008706
公開番号(公開出願番号):特開2000-203868
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 大口径の光ファイバ母材を短時間で製造し得る製造方法を提供する。【解決手段】 堆積初期(母材径=出発材径=25mm)には第1原料ガス噴出口からの原料ガス流量Q1を大値に、第2原料ガス噴出口からの原料ガス流量Q2を小値に設定する。堆積初期から終期(母材径=200mm)に向けて、Q1を連続的に低減させる一方、Q2を連続的に増大させて終期では大小関係を逆転させる。堆積初期から終期に向けて、第1原料ガス噴出口からの添加ガス流量W1をわずかずつ連続的に低減させる一方、第2原料ガス噴出口からの添加ガス流量W2を急勾配で連続的に低減させることにより、W2をQ2の増加割合を上回る低減割合で低減させ、結果として外周側からのQ2+W2が堆積初期から堆積終期に至るまで連続的に低減させ、かつ、Q2+W2がQ1+W1にほぼ等しいか、Q1+W1よりも常に多くなるように制御している。
請求項(抜粋):
バーナの中心位置に設けられた第1原料ガス噴出口から原料ガスを出発材に向けて噴出させると同時に、上記第1原料ガス噴出口の周囲を囲むように設けられた第2原料ガス噴出口からも原料ガスを上記出発材に向けて噴出させ、これら原料ガスの酸水素火炎中での加水分解反応により生じたガラス微粒子を上記出発材に堆積させて光ファイバ母材を製造する光ファイバ母材の製造方法であって、上記出発材に対する光ファイバ母材の堆積過程の堆積初期において第1原料ガス噴出口からの噴出量を第2原料ガス噴出口からの噴出量よりも大となるように設定し、堆積初期から堆積中期までの間、上記第1原料ガス噴出口からの噴出量を徐々に低減させる一方、上記第2原料ガス噴出口からの噴出量を徐々に増大させ、堆積中期において上記第1及び第2の各原料ガス噴出口からの両噴出量を互いに等しくなるようにし、堆積中期から堆積終期までの間、上記第1原料ガス噴出口からの噴出量をさらに徐々に低減させる一方、上記第2原料ガス噴出口からの噴出量をさらに徐々に増大させるようにすることを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
IPC (2件):
C03B 37/018 ,  G02B 6/00 356
FI (2件):
C03B 37/018 C ,  G02B 6/00 356 A
Fターム (3件):
4G021EA03 ,  4G021EB13 ,  4G021EB26

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