特許
J-GLOBAL ID:200903025936985996

循環流動層燃焼装置の炉内温度制御装置及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-210681
公開番号(公開出願番号):特開2001-041414
出願日: 1999年07月26日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 使用可能な燃料性状の拡大を図ることができると共に、伝熱管の摩耗並びに焼損を防止しつつ炉内温度の調整範囲を広げることができ、又、粒子の切換用としてダンパ等の機械部品を設けることを不要とし得、更に、火炉内に設けられる壁状伝熱面を必要最小限に抑えてメンテナンス性の向上を図り得る循環流動層燃焼装置の炉内温度制御装置及びその運転方法を提供する。【解決手段】 サイクロン6のディップレッグ7からの粒子を、ループシール8を介して火炉1内へ導くか、或いは粒子を自然に流下させつつ伝熱管25と熱交換させて冷却するための移動層熱交換器26を介して火炉1内へ導くように構成する。
請求項(抜粋):
燃料を空気分散ノズルから吹き出される一次空気によりベッド材と共に流動化させながら燃焼させる火炉と、該火炉内での燃焼により発生した排ガスが導かれ該排ガス中に含まれる粒子を捕集するためのサイクロンとを備え、該サイクロンで捕集された粒子を前記火炉へ戻すようにした循環流動層燃焼装置の炉内温度制御装置であって、サイクロンで捕集された粒子がディップレッグを介して導かれ、該粒子を火炉内からの逆流を防止しつつ火炉内へ戻すためのループシールと、該ループシールの底部に配設され粒子を流動化させて火炉内へ導くための空気分散ノズルと、前記ループシールの上端部から分岐され火炉へ接続されるダクトと、該ダクトのループシールに対する接続部に配設され、サイクロンのディップレッグからの粒子をダクト側へ導くためのダクト用空気ノズルと、前記ダクト途中に設けられ、粒子を下方に移動させつつ伝熱管と熱交換させて冷却するための移動層熱交換器と、該移動層熱交換器の下方におけるダクトに配設され、移動層熱交換器で冷却された粒子を火炉内へ導くと共に移動層熱交換器内の粒子を下方に移動させるための移動層形成用空気ノズルとを備えたことを特徴とする循環流動層燃焼装置の炉内温度制御装置。
Fターム (11件):
3K064AA06 ,  3K064AA08 ,  3K064AA17 ,  3K064AA20 ,  3K064AC06 ,  3K064AE17 ,  3K064BA07 ,  3K064BA15 ,  3K064BA17 ,  3K064BB01 ,  3K064BB07

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