特許
J-GLOBAL ID:200903025938598710

クロツク再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-239874
公開番号(公開出願番号):特開平5-083240
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】光加入者装置において受信バースト信号を基にクロック信号を作成するクロック再生回路に関し、、経時変化や電圧変動で入力バーストに対して位相が変動しない安定なクロックを再生することを目的とする。【構成】受信バースト信号からプリアンブル信号のみを抽出するプリアンブル抽出回路1と、バーストの最終ビットで立ち下がるフレーム信号を抽出するフレーム抽出回路3とを有し、プリアンブル信号と電圧制御発振器24の出力との位相比較を行って位相差に比例する制御電圧で制御する比例位相比較器21と、電圧制御発振器の分周出力とフレーム信号との位相を比較して位相の進み遅れに対応して“0”“1”の制御電圧で制御する積分位相比較器26とで、電圧制御発振器24を比例積分制御する。または、プリアンブル信号の代わりにフレーム信号を比例位相比較器21に入力し、比例積分制御の二重ループによるPLLを用いる構成である。
請求項(抜粋):
送信クロック周期で“1”“0”を繰り返すプリアンブル信号と、任意ビットで“1”“0”がランダムに変化して最終ビットが“1”で終わるデータ信号とからなる受信バースト信号からクロック信号を再生するクロック再生回路であって、受信バースト信号からプリアンブル信号のみを抽出するプリアンブル抽出回路(1) と、最終ビットに対応するタイミングで反転するバースト周期のフレーム信号を抽出するフレーム抽出回路(3) と、該抽出されたプリアンブル信号と電圧制御発振器(24)の出力との位相比較を行って位相差に比例する制御電圧を出力する比例位相比較器(21)と、該電圧制御発振器(24)の分周出力とフレーム信号との位相を比較して位相の進み遅れに対応して“0”“1”の制御電圧を出力する積分位相比較器(26)と、両位相比較器(21 、26) の出力により制御され、前記受信バースト信号に位相同期した発振周波数を出力する前記電圧制御発振器(24)とを有することを特徴とするクロック再生回路。

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