特許
J-GLOBAL ID:200903025940224991

無線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-272089
公開番号(公開出願番号):特開平8-139642
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 運用系、予備系の2つの無線送信部の遅延時間(信号位相)を無線装置の運用中に自動的に調整する。【構成】 運用系の無線送信部33aから出力される高周波信号を予備系の無線受信部44bを介して位相比較部45dに入力する。又、送信側データ処理部32はフレームデータとクロック信号を所定時間遅延して位相比較部45dに入力する。位相比較部45dは入力された両フレームデータの位相及び両クロック信号の位相をそれぞれ比較し、遅延時間調整部33a-1は位相比較部における両クロック信号の位相及び両データ位相が一致するようにデータ処理部32から入力したデータ位相及びクロック信号位相を調整する。同様に予備系の無線送信部33bの遅延時間調整回路33b-1でデータ処理部32から入力したデータ位相及びクロック信号位相を調整する。
請求項(抜粋):
運用系、予備系の2つの無線送信部及び無線受信部を備え、2つの無線送信部における遅延時間差を一致させる無線装置において、入力データをフレームに構成してクロック信号とフレームデータ信号を各無線送信部に入力する送信側データ処理部と、運用系の無線送信部から出力される高周波信号を選択して出力する高周波信号切替器と、高周波信号切替器から出力される高周波信号を対向の無線装置に送信すると共に、対向の無線装置から送信されて来る高周波信号を受信して運用系、予備系の2つの無線受信部に入力する送受信部と、2つの無線受信部で復調されたフレームデータ信号とクロック信号を入力され、運用系の無線受信部からのフレームデータ信号をデフレーム化して出力する受信側データ処理部と、運用系、予備系の無線送信部からそれぞれ出力される高周波信号を選択して予備系の無線受信部に入力し、無線送信部の遅延時間調整用信号ルートを生成する信号ルート生成部と、前記送信側データ処理部内に設けられ、受信側データ処理部にフレームデータ信号とクロック信号を所定時間遅延して送出する手段と、前記受信側データ処理部内に設けられ、予備系の無線受信部から受信したフレームデータ信号の位相及びクロック信号の位相と、送信側データ処理部から直接受信したフレームデータ信号の位相及びクロック信号の位相をそれぞれ比較し、データ位相の一致/不一致を示す信号及びクロック位相の一致、不一致を示す信号を出力する位相比較部と、運用系、予備系の各無線送信部に設けられ、前記位相比較部に入力された2つのクロック信号の位相及び2つのデータの位相がそれぞれ一致するように送信側データ処理部より入力されたデータの位相及びクロック信号の位相を調整する遅延時間調整部を有することを特徴とする無線装置。
IPC (4件):
H04B 1/74 ,  H04B 1/04 ,  H04B 1/38 ,  H04L 1/22

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