特許
J-GLOBAL ID:200903025940235004

NMRシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117510
公開番号(公開出願番号):特開平6-054828
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 スキャン時間を長くしないで二つの異なる画像を取得する。【構成】 RF再集束パルスの引き続く各対の間に一対の勾配リコールエコー信号320,321を作成するように、高速スピンエコーNMRパルス系列を変形する。各対の第一の勾配リコールエコー信号を取得し、これを用いて第一の画像を再構成し、各対の第二の勾配リコールエコー信号を用いて第二の画像を再構成する。各対の二つの勾配リコールエコー信号を別々に位相符号化して、二つの再構成された画像がコントラストのあるT2 重み付けを持つようにする。
請求項(抜粋):
NMRシステムに於いて、分極磁界を発生する手段(146)、分極磁界を受けるスピンに横方向磁化を生じさせるRF励起磁界を発生する励起手段(122、123、138A)、横方向磁化によって生じるNMR信号を検知する受信手段(138B、139、122)、ならびにNMR信号のディジタル化されたサンプルを発生する手段(209、210)、第一の磁界勾配を発生することによりNMR信号を位相符号化する第一の勾配手段(132、136)、第二の磁界勾配を発生することによりNMR信号を周波数符号化する第二の勾配手段(130、136)、上記の励起手段、第一の勾配手段、第二の勾配手段および受信手段に結合されたパルス制御手段であって、一対の画像の再構成を可能とするNMR信号のディジタル化されたサンプルを取得するための一連のパルス系列が遂行されるスキャンを遂行するように動作するパルス制御手段(120)、およびそれぞれ上記受信手段に結合された一対の画像アレー記憶手段であって、上記一対の画像のうちの一方の画像を再構成するために必要とされるNMR信号のディジタル化されたサンプルをそれぞれ記憶する一対の画像アレー記憶手段(330および331)を含み、スキャンの間に高速スピンエコーパルス系列を遂行するように上記パルス制御手段が動作し、上記高速スピンエコーパルス系列の中で、一組のRF再集束パルス(307)が上記励起手段によって作成され、RF再集束パルスの引き続く各対の間に一対の勾配リコールNMRエコー信号(320,321)を作成する波形(315,316)を上記第二の勾配手段が発生し、上記各対で各勾配リコールNMRエコー信号を別々に位相符号化する波形(325,326)を上記第一の勾配手段が発生し、上記各対の第一の勾配リコールNMRエコー信号が上記受信手段(138B,139,122)によって検知されて、上記一対の画像アレー記憶手段の中の第一の画像アレー記憶手段(330)に記憶され、そして上記各対の第二の勾配リコールNMRエコー信号が上記受信手段(138B,139,122)によって検知されて、上記一対の画像アレー記憶手段の中の第二の画像アレー記憶手段(331)に記憶されることを特徴とするNMRシステム。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 376 ,  A61B 5/05 312 ,  G01N 24/08 Y

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