特許
J-GLOBAL ID:200903025947088090

光学系駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-373796
公開番号(公開出願番号):特開2004-205742
出願日: 2002年12月25日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】安価で正確かつ付加デバイスの不要な圧電アクチュエータ式光学系駆動方法を提供することを課題とする。【解決手段】まずAF評価値を取得しながら最短撮影距離まで光学系を駆動する(往路1)。最短撮影距離から無限遠まで戻る動作(復路)ではヒステリシスが存在するためグラフの破線のような特性となるので、ここでは合焦動作を行なわずに一旦、初期位置である無限遠まで光学系を復帰させる。次いで、再度初期位置つまり無限遠から、往路1で求めたAF評価値が最大となる電圧、すなわち合焦点まで光学系を駆動する(往路2)。ここで、初期位置である無限遠と終端位置である最短撮影距離は既定値であり、圧電アクチュエータの繰り返し動作によってその位置が変化することはない。これにより、駆動方向と駆動開始位置が等しければ電圧と変位の関係は一義的に決定される圧電アクチュエータの特性に従って、往路1で求めたAF評価値が最大になる電圧すなわち合焦点まで光学系を駆動させれば、往路2でも圧電アクチュエータは往路1と同じ特性を示すので合焦する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
焦点調節が可能な光学系と、圧電アクチュエータを使用して前記光学系を駆動し合焦を行なう合焦機構と、を備え、 前記合焦機構は前記光学系の駆動範囲の一端である初期位置から駆動範囲の他端である終端位置に至るまでAFサーチを行ないながら合焦位置を検出し、前記合焦位置での印加電圧を記憶し、光学系が終端位置に達した後、一旦前記初期位置に戻った後で前記印加電圧を前記圧電アクチュエータに印加して撮影が行なわれることを特徴とする光学系駆動方法。
IPC (3件):
G02B7/08 ,  G02B7/09 ,  G02B7/28
FI (5件):
G02B7/08 A ,  G02B7/08 B ,  G02B7/08 C ,  G02B7/11 P ,  G02B7/11 N
Fターム (6件):
2H044DA01 ,  2H044DB04 ,  2H044DC02 ,  2H044DC10 ,  2H051EA08 ,  2H051EA10

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