特許
J-GLOBAL ID:200903025948214995

形状記憶合金継手の加熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170545
公開番号(公開出願番号):特開平6-094168
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 加熱熱源にバーナーや電気等のエネルギーを使用せず、酸化物と金属粉の混合物からなる自己燃焼性発熱剤の反応熱を利用して形状記憶合金を継手として作用する加熱方法を提供する。【構成】 形状記憶合金継手の外周部に酸化鉄粉を43〜75重量%、珪素粉末を22〜49重量%、ほう素粉末を15重量%以下の自己燃焼性発熱剤を使用し、自己燃焼性発熱剤に接して容易に着火可能な着火剤を接触させ、外部からの着火操作で燃焼させ形状記憶合金継手を加熱する方法。必要に応じて形状記憶合金継手の長手方向に熱量を傾斜化させるとともに、発熱剤との間に熱抵抗層を形成して加熱パターンを制御可能なようにした形状記憶合金継手の加熱方法。【効果】 従来のバーナー加熱、通電加熱と同等の継手強度が得られるとともに安全、容易、コンパクトで効率よく加熱できる。
請求項(抜粋):
形状記憶合金継手の外表面から加熱を行い変形動作させ少なくとも二つの部材をその端部で接続する場合、形状記憶合金継手の外周部に酸化鉄粉または酸化銅粉の1種類以上を43〜75重量%、珪素粉末を22〜49重量%,ほう素粉末を15重量%以下配合した自己燃焼性発熱剤の層を設け、該自己燃焼性発熱剤の反応熱を利用して形状記憶合金継手を収縮変形させることを特徴とした形状記憶合金継手の加熱方法。
IPC (3件):
F16L 13/00 ,  F16L 13/14 ,  F24J 1/02

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