特許
J-GLOBAL ID:200903025951379393

分散乳化装置及び分散乳化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鮫島 武信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-207533
公開番号(公開出願番号):特開2004-049957
出願日: 2002年07月16日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】高精度で分散、乳化、破砕が出来しかも生産性の高い、シンプルな構造の分散乳化装置を提供する。【解決手段】本願発明に係る装置は、密封された流体通路中に配置されると共に互いに対向して当該通路の一部を構成する第1処理用面1及び第2処理用面2の少なくとも2つの処理用面と、両処理用面1,2を圧接する接面圧力付与機構とを備え、第1処理用面1に対し、第2処理用面2を相対的に回転させることにより、両処理用面1,2間にて、被処理流動体の分散又は乳化の処理を行うものである。第1処理用面1と第2処理用面2とは、上記接面圧力付与機構によって互いに圧接或いは近接された状態にされ、上記の回転にて、被処理流動体が、第1処理用面1と第2処理用面2との間に流体膜を形成しながら両処理用面1,2間を通過することで、当該被処理流動体について、所望の乳化或いは分散状態を得るものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被処理流動体に所定の圧力を付与する流体圧付与機構と、この所定圧力の被処理流動体が流される密封された流体流路に設けられた第1処理用部(10)と第1処理用部(10)に対して相対的に接近離反可能な第2処理用部(20)の少なくとも2つの処理用部と、 これらの処理用部(10)(20)において互いに対向する位置に設けられた第1処理用面(1) 及び第2処理用面(2)の少なくとも2つの処理用面と、 第1処理用部(10)と第2処理用部(20)とを相対的に回転させる回転駆動機構とを備え、 両処理用面(1) (2) 間にて、被処理流動体の分散乳化の処理を行うものであり、 第1処理用部(10)と第2処理用部(20)のうち少なくとも第2処理用部(20)は所定のバランス比に設定された受圧面を備えるものであり、且つ、この受圧面の少なくとも一部が第2処理用面(2)により構成され、 接近離反可能且つ相対的に回転する第1処理用面(1) と第2処理用面(2) との間に所定圧力の被処理流動体が通されることにより、上記被処理流動体が所定膜厚の流体膜を形成しながら両処理用面(1) (2) 間を通過することで、当該被処理流動体について、所望の分散乳化状態を得るものであることを特徴とする分散乳化装置。
IPC (1件):
B02C19/10
FI (1件):
B02C19/10 A
Fターム (6件):
4D067CF10 ,  4D067CF11 ,  4D067CF21 ,  4D067GA07 ,  4D067GA13 ,  4D067GA20
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 摩砕装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-331148   出願人:西村産業有限会社, 有限会社三洋鉄工所
  • 皮膚外用剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-195738   出願人:株式会社ノエビア
  • 分散装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-160844   出願人:日本ペイント株式会社

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