特許
J-GLOBAL ID:200903025957134970

放射線検出信号伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-178541
公開番号(公開出願番号):特開平5-028393
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】放射線検出器を介して得られる電気パルス列信号としての放射線検出信号を光信号に変換して伝送する放射線検出信号伝送装置において、信号伝送路の布設が容易でかつ該伝送装置に故障を生じた時迅速に故障対策が実行できるようにする。【構成】それぞれ送信部内で生成した放射線検出信号と周期的パルス列信号としての基準信号との両信号を重畳したうえ光信号に変換して一本の光伝送路で該光信号を受信部に伝送し、受信部で光信号を光電変換した後パルス波形弁別を行って上記両信号の各々に対応した両パルス列信号を得、該両パルス列信号にもとづいて故障解析をする。
請求項(抜粋):
放射線検出器が出力する放射線パルス列信号が入力されかつこの放射線パルス列信号が入力されることによって該放射線パルス列信号を構成する放射線パルスに対応した電気パルスである所定波高値H1と所定時間幅W1とを有する矩形状波形の第1電気パルスのパルス列としての放射線検出信号を発生する放射線検出信号発生手段と、前記波高値H1よりも低い所定波高値H2と前記時間幅W1よりも長い所定時間幅W2とを有する矩形状波形の第2電気パルスの所定周期を有する周期的パルス列である基準信号を常時出力する基準信号出力手段とが設けられ、前記放射線検出信号と前記基準信号とを重畳して得た一次電気信号をこの一次電気信号と同じ経時的光強度波形を有する重畳光信号に変換して出力する送信部と、前記重畳光信号を伝送する光伝送路と、前記重畳光信号を前記光伝送路を介して受信しかつ光電変換して二次電気信号を出力する光電変換手段と、前記二次電気信号に対してパルス波高弁別を行って前記放射線検出信号に対応した第1パルス列信号を得るパルス波高弁別手段と、前記二次電気信号に対してパルス幅弁別を行って前記基準信号に対応した第2パルス列信号を得るパルス幅弁別手段とが設けられた受信部とを備え、前記第1パルス列信号を前記光伝送路によって伝送された前記放射線検出信号とする放射線検出信号伝送装置であって、前記第1及び第2パルス列信号にもとづき前記放射線検出信号伝送装置における故障原因の解析を行うことを特徴とする放射線検出信号伝送装置。
IPC (4件):
G08C 25/00 ,  G01M 11/02 ,  G01T 1/17 ,  H04B 9/00

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