特許

J-GLOBAL ID：200903025960876880

車両用充電制御装置

発明者： 加藤 豪俊
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 後藤 勇作
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-179451
公開番号（公開出願番号）：特開平5-344662
出願日： 1992年06月12日
公開日（公表日）： 1993年12月24日
要約：

【要約】【目的】 ガッシング量を抑制するするとともに、バッテリを満充電近くまで充電できる車両用充電制御装置を提供する。【構成】 走行中の充電によりバッテリの容量が充電目標値に達するとともに、バッテリの充電電流が設定値以下となった場合は、発電機の出力をバッテリの充電を促進する第1の発電電圧から、バッテリの充電を抑制する第2の発電電圧へ切換える。また、前記第2バッテリ容量算出手段により求められたバッテリ容量が充電目標値に達しても、前記バッテリの充電電流が設定値以下になるまでは、漸次前記充電目標値を増加させ、増加後の充電目標値に達するとともに、前記バッテリ充電電流が設定値以下となった場合は、発電制御手段が発電機の出力をバッテリの充電を促進する第1の発電電圧から、バッテリの充電を抑制する第2の発電電圧へ切換える。

請求項（抜粋）：

車両用電気負荷に電力を供給するバッテリと、該バッテリ及び前記車両用電気負荷に電力を供給する発電機と、前記バッテリの充放電電流を検出するバッテリ電流検出手段と、前記バッテリの端子電圧を検出するバッテリ電圧検出手段と、車両の始動時における前記バッテリの容量を算出する第1バッテリ容量算出手段と、該第1バッテリ容量算出手段の算出値に基づいて走行中の前記バッテリの容量を算出する第2バッテリ容量算出手段と、少なくとも、前記第1バッテリ容量算出手段の算出値に応じて走行中の充電目標値を設定する充電目標値設定手段と、前記発電機の出力を前記バッテリへの充電を促進する第1の発電電圧と、前記バッテリへの充電を抑制する第2の発電電圧とに切換制御する発電制御手段を有する車両用充電制御装置において、前記第2バッテリ容量算出手段により求められた走行中のバッテリ容量が前記充電目標値に達し、かつ前記第1の発電電圧に制御中の前記バッテリの充電電流が設定値以下になったとき、前記発電制御手段により前記発電機の出力を前記第1の発電電圧から前記第2の発電電圧に切り換えることを特徴とする車両用充電制御装置。