特許
J-GLOBAL ID:200903025963660233

ビデオカメラの手振れ補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-279352
公開番号(公開出願番号):特開平7-135598
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 通過物など動く物を撮影したときに、不要な手振れ補正をしないようにする。【構成】 撮影エリア100の検出領域A,B,C,Dでは、代表点マッチング法により相関値の信頼度及び動きベクトルを求める。更に各検出領域A,B,C,Dでは、信頼度が閾値よりも小さい状態が連続したフィールド数に応じた不信度を求めると共に、自己の検出領域の信頼度から隣接する検出領域の不信度を引くことにより自己の検出領域の補正信頼度を求める。補正信頼度が高い領域で動きベクトルが生じたら、この動きベクトルに応じた手振れ補正をする。A,C領域では動きベクトルが生じるが、B,D領域の不信度は通過物101があり大きいため、A,C領域での補正信頼度が小さくなり、不要な手振れ補正はしない。
請求項(抜粋):
撮影エリア内に複数の検出領域を設定し、各検出領域には複数の代表点を設定し、前回のフィールドの画像信号の中で代表点に相当する部分の明るさと、現在のフィールドの画像信号の明るさを比べることにより、各検出領域毎に相関値の信頼度及び動きベクトルを求めるビデオカメラの手振れ補正方法において、各検出領域毎に、信頼度があらかじめ設定した閾値よりも大きいか否かを検出し、信頼度が閾値よりも小さい状態が連続したらこの連続した期間に応じた不信度を求め、各検出領域では、自己の検出領域の信頼度に、隣接する検出領域の不信度を盛り込んで補正信頼度を求め、補正信頼度があらかじめ設定した閾値よりも大きくなった検出領域の動きベクトルを用いて手振れ補正をすることを特徴とするビデオカメラの手振れ補正方法。

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