特許
J-GLOBAL ID:200903025964073510

シアン汚染土壌の事前確認評価方法及びそれを利用した原位置修復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-351337
公開番号(公開出願番号):特開2004-180583
出願日: 2002年12月03日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】シアン化合物により汚染された地下領域を、土着微生物を利用して原位置修復する際、なるべく早いステップで適用可能性の高さを判定でき、必要な情報を十分得ながらコストを圧縮できる、合理的で無駄のないシアン汚染土壌の事前確認評価方法及び原位置修復方法の提供。【解決手段】シアン汚染土壌を土着微生物によって原位置修復する可能性をフラスコレベルの評価段階で事前確認評価する方法において、シアン分解活性をもつ土着微生物に対する生物活動阻害要因の有無を確認する第1の工程、土着微生物によるシアン分解活動の促進が可能か否かを確認する第2の工程、その促進に最適な条件を探索する第3の工程、及び分解に伴う副生成分を分析し環境への安全性を確認する第4の工程を含み、しかも、第1〜4の工程のいずれかで否定的な結果が確認されると、直ちにそれ以降の工程を中止するシアン汚染土壌の事前確認評価方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シアン汚染土壌の土着微生物による修復可能性をフラスコレベルで評価する事前確認評価方法において、 シアン分解活性をもつ土着微生物に対する生物活動阻害要因の有無を確認する第1の工程、第1の工程で生物活動阻害要因がないと確認されると、土着微生物によるシアン分解活動の促進が可能か否かを確認する第2の工程、第2の工程でシアン分解活動の促進が可能であると確認されると、その促進に最適な条件を探索する第3の工程、及び第3の工程で最適な条件が探索されると、分解に伴う副生成分を分析し環境への安全性を確認する第4の工程を含み、しかも、第1〜4の工程のいずれかで否定的な結果が確認されると、直ちにそれ以降の工程を中止することを特徴とする、シアン汚染土壌の事前確認評価方法。
IPC (3件):
C12Q1/02 ,  B09C1/10 ,  G01N33/24
FI (3件):
C12Q1/02 ,  G01N33/24 B ,  B09B3/00 E
Fターム (12件):
4B063QA01 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ05 ,  4B063QR69 ,  4B063QS40 ,  4D004AA41 ,  4D004AB05 ,  4D004AC07 ,  4D004CA19 ,  4D004CC01 ,  4D004CC15 ,  4D004DA17
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 第36回 日本水環境学会年会講演集, 200203, p.505
  • 第36回 日本水環境学会年会講演集, 200203, p.505

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