特許
J-GLOBAL ID:200903025964770326
二叉の血管内ステント並びにその設置のための方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-541939
公開番号(公開出願番号):特表平11-509767
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】二叉血管内ステントを、その場でその二叉ステントを形成するために体管の枝分れ領域内で順番に独立して設置されることができる個々の管状成分ステントの対から形成する。最初に設置された成分ステントは、側開口を含み、そしてその側開口が枝血管への入口に面しながら、その二叉のつなぎ目から近位と遠位の両方向に延びるように設置されることができる。次にこの第1の成分ステントは、その血管内で広げられる。次にこの第2成分ステントは、上記第1成分ステントを通って、上記側開口を通って、そしてそれが広げられることができる枝管内に、前進されることができる。上記管のつなぎ目の領域を取り囲む第1成分ステントと第2成分ステントの部分を、そのつなぎ目の領域内の管壁のための強化された横方向の支持を提供するように構築する。デリバリー・カテーテルが提供され、これは、上記第1成分ステントが、上記管の他の管腔内で配置されながら、上記枝管内へのガイドワイヤーの侵入を容易にし得るようにされたガイドワイヤーを含む。
請求項(抜粋):
1の共通部分及びその共通部分と連絡している2つの枝をもつ体管腔内に二叉ステントを形成する方法であって: 各端において開口した第1管状成分ステントを提供し、ここで、この第1管状成分ステントは、その両端の間に側開口をもち、かつ、低姿勢から広がった形態まで半径方向に広がることができる; その遠位端に拡張性部材を、並びにガイドワイヤーの遠位端がガイドワイヤー口から外に延びることを可能にするためのその拡張部材の両端の間に位置するガイドワイヤー口をもつガイドワイヤー管を有するカテーテルを提供し; 上記側開口を上記ガイドワイヤー口と適切な位置関係をもって上記拡張性部材上に上記第1成分ステントを載せ; 上記カテーテルと上記第1成分ステントのアセンブリーを、 上記共通部分と上記体管腔の枝とのつなぎ目の領域に、前進させ、そしてその横開口を、上記枝の中の1への入口に向け、上記成分ステントの近位部分を、上記体管腔の共通部分内に配置し、そして上記第1成分ステントの遠位部分を、上記体管腔の枝の中の1内に配置し; 上記体管腔内の第1成分ステントをその体管腔の表面とかみ合うまで広げるように、上記拡張性部材を操作し; 上記ガイドワイヤー管、上記ガイドワイヤー口を通して、そして上記体管腔の他の枝内に、ガイドワイヤーを前進させ; 上記体管腔の上記他の枝内のその位置に上記ガイドワイヤーを保持しながら、その患者から上記カテーテルを取り出し; 上記第1成分ステントの側開口を通して、そして上記体管腔の上記他の枝内に、少なくとも、第2成分ステントの遠位部分を設置するために、上記ガイドワイヤーにより上記第2成分ステントを案内しながら、上記体管腔内にその第2成分ステントを前進させ;そして 上記第2成分ステントを上記体管腔の壁とかみ合うように広げる、行程を包含する方法。
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