特許
J-GLOBAL ID:200903025969297769

誤りパターン演算回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056101
公開番号(公開出願番号):特開平6-268530
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】対応可能な最大フラグ数が大きい場合にも、回路規模が小さくて演算効率のよい誤りパターン演算回路を提供する。【構成】シンドロームおよびイレージャフラグ情報に基づいた値は、N行(N+1)列のマトリックス状にレジスタが配置されているレジスタ部4に格納される。この値を、マルチプレクサ部1を介してガロア体積和器20およびガロア体逆元器3に与えて演算を行なわせ、演算結果をレジスタ部4に格納する動作を繰り返す。この動作は、プログラム部6に格納されたプログラムに基づいて、制御部5によりレジスタ部4に対して掃き出し法に基づく演算を行なうように制御される。この演算により、最大N個の誤りパターンが求められる。
請求項(抜粋):
誤り訂正符号の復号を行なうことにより入力データの誤りを訂正する装置における演算回路であって、入力データに基づいて算出され、前記入力データ内に発生した誤りの状態を示す情報であるシンドロームと、前記入力データに付加されて入力される前記入力データ内の誤ったシンボルを示す情報にもとづいて生成されるイレージャフラグ情報とに基づき、Nを2以上の整数として前記入力データに対して最大N個の誤りパターンを求める誤りパターン演算回路において、ガロア体における乗算および、または加算の演算を行なうためのN個のガロア体積和手段と、ガロア体における逆元を求める演算を行なうためのガロア体逆元手段と、前記ガロア体積和手段およびガロア体逆元手段のそれぞれへ入力すべき情報を切り替えて与えるための切替部を備える切替手段と、前記ガロア体積和手段およびガロア体逆元手段の演算結果を保持するための複数の記憶部を有する記憶手段であって、前記複数の記憶部が、N行(N+1)列のマトリックスに対応した記憶手段とを備え、さらに、前記ガロア体積和手段、前記ガロア体逆元手段、前記切替手段、および前記記憶手段を制御するための制御手段を備えて、前記制御手段は、前記記憶手段に、前記シンドロームおよびイレージャフラグ情報に基づいて値を格納する初期値格納手段と、前記格納された値を前記切替手段を介して前記ガロア体積和手段およびガロア体逆元手段に与えて演算を行なわせ、該演算の結果を前記複数の記憶部に格納する動作を繰り返し、該動作の繰り返しにより前記記憶手段に対して代数学における行列に対する掃き出し法に基づく演算を行ない、最大N個の誤りパターンを求めるための複数のステップを有する掃き出し演算手段と、前記複数のステップを起動させる掃き出し演算起動手段と、を備えることを特徴とする誤りパターン演算回路。
IPC (3件):
H03M 13/00 ,  G11B 20/18 102 ,  H04L 1/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭50-020122

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