特許
J-GLOBAL ID:200903025969670800

内燃機関の排気絞り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234783
公開番号(公開出願番号):特開平5-071367
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は冷間時の暖機促進とヒータ性能向上のための内燃機関の排気絞り装置に関し、排気絞り装置作動時に排気絞り弁近傍にカーボン堆積が生じ背圧が上昇した場合にのみ排気弁を開弁し、カーボン除去を行う排気絞り装置を提供することを目的とする。【構成】 ディーゼルエンジン10の排気通路1に設けた排気絞り弁20と、該絞り弁20を開閉する負圧アクチュエータ13と、燃料噴射ポンプ2の燃料噴射量を増量する増量アクチュエータ14とこれらの作動制御を行う電子制御装置(ECU)3とを設けた構成とする。ECU3は所定運転条件下で負圧アクチュエータ13と増量アクチュエータ14とを作動させ排気絞り弁20を閉じてエンジン排気系の背圧を増大させるとともに燃料噴射量を増量して暖機促進を行う。また、ECU3は排気絞り中にエンジン回転数の変化から背圧が異常に上昇したことを検出すると短時間排気絞り弁20を開弁させ、堆積したカーボンの除去を行う。
請求項(抜粋):
内燃機関が所定の運転条件下にあるときに、排気通路に設けた絞り弁を閉弁して機関排気系の背圧を増大させる内燃機関の排気絞り装置において、前記背圧の異常上昇を検出する背圧異常検出手段と、該背圧異常検出手段が背圧異常上昇を検出したときに前記絞り弁を開弁させる開弁手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の排気絞り装置。

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