特許
J-GLOBAL ID:200903025973234135

通信量が少なくて済む交通量モニタシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-514325
公開番号(公開出願番号):特表平8-505974
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】選択したルートについての交通量をモニタするのに、異常速度の場合にのみ報告することにより通信時間を少なくする。較正段階の期間中には、選択ルートに沿って複数の較正用車両を十分な頻度で、しかも十分な日数運転して、有効なデータを得る。各較正用車両は位置を正確に測定するための差動GPS受信機を具えている。例えば15秒の間隔に対する平均速度を、その監視時刻及び場所と一緒に記憶する。次いで全ての較正用車両からのデータを分析して、平均速度及び帯域幅のパターンを求める。モニタ段階では、各々が同様なGPSと、前記パターンを記憶してあるコンピュータと、前記時刻及び場所に対する帯域幅を外れる速度を自動的に報告する無線機とを具えている探査用車両を配置する。
請求項(抜粋):
交通の流れを評する定量的データを推定する方法が: a)複数の較正用車両を準備する工程と; b)各較正用車両に、様々な時刻及び位置における較正用車両の速度を求めことのできるデータを取得するための手段及び取得データを受信局に伝送するための手段をそれぞれ設ける工程と; c)各較正用車両によって伝送される前記データを受信する手段を有する少なくとも1つの受信局を準備する工程と; d)それぞれの日にちの各予定した時刻にほぼ相当する離間した時刻に、ほぼ予定したルートをずっと運転する各較正用車両を発進させる工程と; e)1日のうちの、少なくとも各較正用車両を前記ルートに沿ってずっと運転している時間中、前記データを記録するためにこれらの各車両を制御する工程と; f)記録データを前記少なくとも1個の受信局に伝送する工程と; g)前記データを伝送した各較正用車両に対するサブセグメントの速度サンプルを計算し、且つ日時と交通条件との少なくとも1つの組合せに対する前記ルートの各セグメントにおける交通状態を表わす時間-変動帯域幅を有するベースラインデータを求める工程と; h)前記較正用車両から受取った前記データを分析して、前記較正用車両の数と、これに基づく推定交通流の信頼度との関係を求め、かつ報告が所定信頼度の交通流を推定させる所定数の探査用車両を選択する工程と; i)前記少なくとも1つの組合せに対応する日時及び交通条件にて前記所定数の探査用車両を配置し、各探査用車両に様々な時刻及び位置におけるその探査用車両の速度を含むサブセグメントの情報を求めることができるデータを取得する手段を設ける工程と; j)予定した基準値に応答して、少なくとも1台の前記探査用車両を制御して前記サブセグメントの情報を伝送させる工程と; k)伝送されるサブセグメントの情報に少なくとも多少基づいて前記ルートの少なくとも1つのセグメントに沿う推定交通流を計算する工程と;を具えていることを特徴とする定量的データ推定方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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