特許
J-GLOBAL ID:200903025975988528

データ転送制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-006290
公開番号(公開出願番号):特開平7-210500
出願日: 1994年01月25日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】ローカルバスのユニットからシステムバスのユニットへのDMA転送において、ローカルバス上のデータ転送が先に終了してもユニット間のデータの一貫性を保証する。【構成】システムバス18とローカルバス34間のDMAデータ転送をバッファメモリ30を備えたバスコントローラで行う。バスコントローラの割込制御手段32でローカルバス34の入出力終了割込信号を検出した際に、応答抑止手段48で割込信号を保持して処理ユニット10への出力を抑止する。抑止状態でデータ転送監視手段46から主記憶ユニット12に対するデータ転送の終了を判断した場合、抑止状態を解除して入出力終了の割込通知を処理ユニット10に行う。
請求項(抜粋):
システムバス(18)と、前記システムバス(18)に接続された処理ユニット(10)と、前記システムバス(18)に接続された主記憶ユニット(12)と、ローカルバス(34)と、前記ローカルバス(34)に接続された入出力制御装置(42)と、前記入出力装置配下に接続された入出力装置(44)と、前記システムバス(18)とローカルバス(34)の間に接続され、前記処理ユニット(10)から入出力要求を受けた後は前記処理ユニット(10)に依存することなく前記システムバス(18)に接続した主記憶ユニット(12)と前記ローカルバス(34)に接続した入出力制御装置(42)を経由して前記入出力装置(44)との間でデータを転送するデータ転送制御手段(28)と、前記データ転送制御手段(28)により転送されるデータを一時的に格納するバッファメモリ(30)と、前記入出力装置(44)のデータ転送終了に伴い前記入出力制御装置(42)から送出された入出力終了割込信号を検出した際に、前記処理ユニット(10)にデータ転送の終了を通知し、更に前記処理ユニット(10)からの割込確認信号を前記入出力制御装置(42)に伝える割込制御手段(32)と、を備えたデータ転送制御装置に於いて、前記バッファメモリ(30)から前記主記憶ユニット(12)に対するデータ転送の終了を判断するデータ転送監視手段(46)と、前記割込制御手段(32)で前記ローカルバス(34)の入出力終了割込信号を検出した際に、該割込信号の前記処理ユニット(10)への出力を抑止し、前記データ転送監視手段(46)でデータ転送の終了の判断結果が得られた場合に、抑止状態にある前記入出力終了割込信号を前記処理ユニット(10)に出力する応答抑止手段(48)と、を設けたことを特徴とするデータ転送制御装置。

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