特許
J-GLOBAL ID:200903025980312842

可変容量圧縮機及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-155562
公開番号(公開出願番号):特開平10-002284
出願日: 1996年06月17日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 小さな動力で容量制御弁の開度制御を確実かつ正確に行うことのできる可変容量圧縮機及びその制御方法を提供する。【解決手段】 クランク室15と吐出室38との間の給気通路48の途中に、その開度を調節するための容量制御弁49を設ける。容量制御弁49には吸入通路32に連通された感圧室71を設け、その感圧室71には吸入圧の変動を前記給気通路48を開閉する弁体67に伝達するためのベローズ73を収容する。車両の環境に応じた目標電流値に対応する所定のデューティ比の電流を、ソレノイド87に入力して前記弁体67への付与荷重を変化させて設定吸入圧を変更する。ソレノイド87への入力電流値をフィードバックして、その入力電流値と目標電流値とを次第に一致させる。
請求項(抜粋):
ハウジングの内部に制御圧室及びクランク室を形成するとともに駆動シャフトを回転可能に支持し、前記ハウジングの一部を構成するシリンダブロックに複数のシリンダボアを形成し、そのシリンダボア内にはピストンを往復動可能に収容し、前記駆動シャフトにカムプレートを一体回転可能かつ揺動可能に挿着し、前記制御圧室と吐出圧領域及び吸入圧領域のいずれか一方との間の通路の途中には容量制御弁を設け、その容量制御弁は、前記通路を開閉する弁体と、吸入圧領域に連通された感圧室と、その感圧室に収容され吸入圧の変動を前記弁体に伝達するための感圧機構と、入力電流に応じて前記弁体への付与荷重を変化させて設定吸入圧を変更するためのソレノイドとを備え、前記容量制御弁の開度調整に基づいて前記制御圧室の圧力を変更することにより前記カムプレートを収容するクランク室の圧力とシリンダボア内の圧力との前記ピストンを介した差を変更し、その差に応じてカムプレートの傾角を変更して、吐出容量を制御するようにした可変容量圧縮機において、前記ソレノイドへの入力電流は所定のデューティ比を有する電流であり、そのデューティ比を変更することにより前記弁体への付与荷重を変化させるようにした可変容量圧縮機。
IPC (4件):
F04B 49/06 341 ,  F04B 53/10 ,  F04B 27/14 ,  F16K 31/06 310
FI (4件):
F04B 49/06 341 D ,  F16K 31/06 310 D ,  F04B 21/02 B ,  F04B 27/08 S
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193191   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開平2-294570
  • 車両用無段変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-249495   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
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