特許
J-GLOBAL ID:200903025991995356

車両用液圧ブレーキシステムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-118185
公開番号(公開出願番号):特開2001-301596
出願日: 2000年04月19日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 補充通路からブレーキ液を補充するときに、水撃音やブレーキ操作フィーリングの悪化が生じない液圧源駆動式車両用液圧ブレーキシステムの制御方法を提供することである。【解決手段】 ブレーキ操作初期のマスタシリンダ液圧PM とブレーキ液圧PW との液圧差ΔPが少ない段階で、ブレーキ液の補充通路のソレノイドバルブを開放して、ポンプを駆動するモータを100%の駆動力Wで作動し、ブレーキ液圧PW が昇圧されてマスタシリンダ液圧PW との液圧差ΔPが所定の範囲内に入った段階では、補充通路のソレノイドバルブを閉鎖して、モータの駆動力Wを液圧差ΔPに対応させて制御する通常の制御に戻すことにより、補充通路からブレーキ液を補充するときに、ブレーキ液のホイールシリンダ側への急激な流入による水撃音や、ブレーキ操作のフィーリングの悪化を生じさせないようにした。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材のブレーキ操作力に応じた液圧を発生するマスタシリンダと、ホイールシリンダにブレーキ液圧を発生させる液圧源およびその駆動装置と、この液圧源とホイールシリンダとを連通する液体通路と、前記マスタシリンダとホイールシリンダとを、開閉弁とホイールシリンダ側からマスタシリンダ側への逆流を防止する逆止弁を介して連通する液体補充通路と、前記ブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段と、前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧検出手段と、前記マスタシリンダの液圧を検出するマスタシリンダ液圧検出手段とを備え、前記ブレーキ操作力検出手段、ブレーキ液圧検出手段およびマスタシリンダ液圧検出手段の各検出信号に基づいて、前記液圧源の駆動装置と前記液体補充通路の開閉弁を作動する車両用液圧ブレーキシステムの制御方法において、前記ブレーキ操作力検出手段が所定のブレーキ操作力を検知したときに、前記液体補充通路の開閉弁を開放するとともに、前記液圧源の駆動装置をフルの駆動力で作動し、前記マスタシリンダ液圧検出手段とブレーキ液圧検出手段でそれぞれ検出されるマスタシリンダ液圧とブレーキ液圧との液圧差が所定の範囲内に入るのを検知したときに、前記液体補充通路の開閉弁を閉鎖し、前記液圧源の駆動装置を、前記マスタシリンダ液圧とブレーキ液圧との液圧差に対応する駆動力で作動することを特徴とする車両用液圧ブレーキシステムの制御方法。
Fターム (12件):
3D046BB07 ,  3D046BB17 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH16 ,  3D046JJ00 ,  3D046LL05 ,  3D046LL23 ,  3D046LL29 ,  3D046LL37 ,  3D046LL44 ,  3D046LL46

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