特許
J-GLOBAL ID:200903025992127692

押釦スイッチ付き回転式電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211905
公開番号(公開出願番号):特開平8-055543
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 薄型化が図れる押釦スイッチ付き回転式電子部品を提供すること。【構成】 下面にパターンを設けた基板30を取り付けた回転型摺動型物10を、ケース50とスライド型摺動型物70の間に回転自在に軸支し、前記パターンに摺動子110の一端を摺接せしめて回転式電子部品部Aを構成する。押釦用ケース190内にスライド型摺動型物70のスライド部81を収納し、凹部77内に板バネ130を収納し、その下にフレキシブル基板150を配置し、さらにその下に補強板170を配置し、補強板170と押釦用ケース190間を固定して押釦スイッチ部Bを構成する。スライド部81は矢印G方向にスライド自在となる。フレキシブル基板150を回転式電子部品部A側に延伸して、フレキシブル基板150に設けた回路パターンの端子部と摺動子110の端部を保持板230上で弾接せしめ、摺動子110の出力をフレキシブル基板150に引き出す。
請求項(抜粋):
下面に所望のパターンを直接又は間接に設けた回転型摺動型物を、ケースと、略平板状に形成されたスライド型摺動型物の間に回転自在に軸支し、前記パターンに弾性金属板からなる摺動子の一端を摺接せしめて回転式電子部品部を構成し、一方前記回転式電子部品部から突出する前記スライド型摺動型物のスライド部の下面側に凹部を設け、該凹部内に弾性板の略中央部を略く字状に屈曲させた板バネを前記スライド型摺動型物の面と略平行に収納し、その下にフレキシブル基板を配置することで該フレキシブル基板に設けたスイッチ接点を板バネの屈曲部に対向せしめ、さらにその下に配置した補強板と前記スライド部の上に配置した押釦用ケースの間に前記スライド部を前記回転型摺動型物の半径方向に向かってスライド自在に収納して押釦スイッチ部を構成し、さらに前記フレキシブル基板を前記回転式電子部品部下側に延伸して、該延伸したフレキシブル基板に設けた回路パターンの端子部に前記摺動子の他端を弾接せしめることによって、摺動子の出力をフレキシブル基板上に引き出したことを特徴とする押釦スイッチ付き回転式電子部品。

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