特許

J-GLOBAL ID：200903025992232321

端子金具

発明者： 朝倉 信幸 ,  坂口 忠久
出願人/特許権者： 矢崎総業株式会社
代理人 (1件)： 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-278074
公開番号（公開出願番号）：特開平10-125362
出願日： 1996年10月21日
公開日（公表日）： 1998年05月15日
要約：

【要約】【課題】 電線を圧着する端子金具において、導体加締片のセレーションの断面構造に改良を施して電線保持力を強化する。【解決手段】 端子金具Tの一対の導体加締片4,4には、その内面に複数のセレーション101 ,102 ,103 が軸方向と直交して設けられている。これらのセレーションの中で、中心部から離れた端部側のセレーション101 ,103の断面形状が逆台形状でかつ外側の角部11′が内側の角部11よりも大きな鈍角(θ′)で左右非対称形に形成されている。

請求項（抜粋）：

基板の前部に電気接触部を設け、後部に一対の導体加締片と一対の絶縁体加締片とを備える電線圧着部を設け、該一対の導体加締片の一方から他方にかけて内面に複数のセレーションを軸方向と直交して凹設して成る端子金具において、前記複数のセレーションの中で中心部から離れた端部側のセレーションの断面形状が逆台形状でかつ外側の角部が内側の角部より大きな鈍角で左右非対称形に形成されていることを特徴とする端子金具。