特許
J-GLOBAL ID:200903025993816327

鉄道車両用滑走検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 三彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036700
公開番号(公開出願番号):特開平7-245804
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 鉄道車両の車輪の滑走を、車輪の減速度に応じて最も適切に検知すること。【構成】 滑走検知器に、ブレーキ指令器からの減速度指令が入力されるしきい値設定回路を設け、このしきい値設定回路は、前記減速度指令の増減に対応して前記しきい値を変化させて比較回路を設け、このしきい値設定回路は、前記減速度指令よりも所定値分高い値に設定すること。また、前記しきい値設定回路に応答遅れ補正回路を接続したこと。更に、滑走検知器に、複数の車輪速度の最大値である基準車輪速度信号を微分した基準減速度信号を受けてしきい値を設定するしきい値設定回路を設け、このしきい値設定回路は、前記基準減速度信号の増減に対応して前記しきい値を変化させて比較回路側に出力するものであり、且つ、このしきい値を前記基準減速度信号よりも所定値分高い値に設定したこと。さらに、前記滑走検知器は、車輪減速度がしきい値を超えた時、一時的にブレーキ装置のブレーキ力を設定値分低減させるものであること。
請求項(抜粋):
減速度指令としてのブレーキ指令を出力するブレーキ指令器と、このブレーキ指令に応荷重信号を加味してブレーキ力指令信号を出力するブレーキ受量器と、このブレーキ力指令に応じたブレーキ力を出力することにより前記減速度指令に応じた減速度を発生させるブレーキ装置とを備え、車輪速度を微分した車輪減速度としきい値とを比較回路に入力し、車輪減速度がしきい値を超えたとき車輪の滑走を検知する滑走検知器を有する鉄道車両用滑走検知装置において、前記滑走検知器に、前記ブレーキ指令器からの減速度指令を受けてしきい値を設定するしきい値設定回路を設け、このしきい値設定回路は、前記減速度指令の増減に対応して前記しきい値を変化させて比較回路側に出力するものであり、且つ、このしきい値を前記減速度指令よりも所定値分高い値に設定するものであること特徴とする鉄道車両用滑走検知装置。
IPC (3件):
B60L 3/10 ,  B60T 8/00 ,  B61C 15/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-224809
  • 特開昭62-160001
  • 特開昭63-249402
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