特許
J-GLOBAL ID:200903025998660597

固体電解質型燃料電池及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203692
公開番号(公開出願番号):特開平5-029004
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 ジルコニア固体電解質膜と空気電極基体の材料との反応を抑制し、SOFCの内部抵抗を低減し、空気電極基体の焼結の進行を抑え、SOFCの出力、燃料ガス利用率を向上させることである。【構成】 下記の組成を有するペロブスカイト系複合酸化物からなる空気電極材料24の表面に、マンガン化合物又はコバルト化合物からなる中間層25を形成する。この表面に、プラズマ溶射法等によって、固体電解質原料からなる膜26を形成する。この積層体を熱処理すると、マンガンまたはコバルトが膜26の方へと拡散し、膜26を緻密化させて気密質の固体電界質膜26Aとする。この際、中間層25は消滅する。(La1-y Ay )MO3 〔Aはアルカリ土類金属から選ばれた一種以上の元素を表し、Mは、マンガン又はコバルトを表す。0≦y≦0.4 〕
請求項(抜粋):
下記の組成を有するペロブスカイト系複合酸化物からなる空気電極基体と、少なくとも空気電極基体との界面付近にマンガン又はコバルトが固溶したジルコニア固体電解質膜と、この固体電解質膜の前記空気電極基体と反対側の表面に形成された燃料電極膜とを有する固体電解質型燃料電池であって、前記空気電極基体と前記固体電解質膜との界面に、ランタンおよびジルコニウムを含む化合物からなる高抵抗層が実質的に形成されていない固体電解質型燃料電池。(La1-y Ay ) MO3 〔Aは、アルカリ土類金属から選ばれた一種以上の元素を表し、Mは、マンガン又はコバルトを表す。0≦y≦0.4 〕
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12

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