特許
J-GLOBAL ID:200903025999303208
副生成物の少ないメチルグリシン-N,N-二酢酸-三アルカリ金属塩の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (8件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, 杉本 博司
, 星 公弘
, 二宮 浩康
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-509433
公開番号(公開出願番号):特表2008-540375
出願日: 2006年05月02日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
本発明は、以下の順序での工程(a)〜(f):(a)30°C以下の温度でメチルグリシンジアセトントリル(MGDN)と水性の苛性アルカリ液とを混合する工程、(b)水性の苛性アルカリMGDN懸濁液を、10〜30°Cの範囲の温度で0.1〜10時間反応させ、その際に溶液が形成される工程、(c)工程(b)からの溶液を30〜40°Cの範囲の温度で0.1〜10時間反応させる工程、(d)場合により工程(c)からの溶液を50〜80°Cの範囲の温度で0.5〜2時間反応させる工程、(e)場合により工程(c)もしくは(d)からの溶液を110〜200°Cの範囲の温度で5〜60分反応させる工程、(f)工程(c)、(d)もしくは(e)で得られた溶液を加水分解し、かつ90〜105°Cでストリッピングすることにより該溶液からアンモニアを分離する工程、によりMGDNをアルカリ性加水分解することにより、副生成物の少ない、淡色のメチルグリシン-N,N-二酢酸-三アルカリ金属塩を製造する方法に関する。
請求項(抜粋):
メチルグリシンジアセトントリル(MGDN)をアルカリ性加水分解することにより、副生成物の少ない、淡色のメチルグリシン-N,N-二酢酸-三アルカリ金属塩を製造する方法であって、以下の順序での工程(a)〜(f):
(a)30°C以下の温度でMGDNと水性の苛性アルカリ液とを混合する工程、
(b)水性の苛性アルカリMGDN懸濁液を、10〜30°Cの範囲の温度で0.1〜10時間反応させ、その際に溶液が形成される工程、
(c)工程(b)からの溶液を30〜40°Cの範囲の温度で0.1〜10時間反応させる工程、
(d)場合により工程(c)からの溶液を50〜80°Cの範囲の温度で0.5〜2時間反応させる工程、
(e)場合により工程(c)もしくは(d)からの溶液を110〜200°Cの範囲の温度で5〜60分反応させる工程、
(f)工程(c)、(d)もしくは(e)で得られた溶液を加水分解し、かつ90〜105°Cでストリッピングすることにより該溶液からアンモニアを分離する工程
を有する、副生成物の少ない、淡色のメチルグリシン-N,N-二酢酸-三アルカリ金属塩を製造する方法。
IPC (2件):
C07C 227/18
, C07C 229/06
FI (2件):
Fターム (9件):
4H006AA01
, 4H006AA02
, 4H006AB82
, 4H006AC46
, 4H006BB31
, 4H006BC10
, 4H006BE10
, 4H006BS10
, 4H006BU30
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