特許
J-GLOBAL ID:200903026011281227

熱解析方法及び熱解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299660
公開番号(公開出願番号):特開平11-118740
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 熱解析の精度向上、及び解析時間の短縮を図ることができる熱解析方法を提供する。【解決手段】 自然対流熱伝達が生じる熱伝達境界面における熱伝達率を計算する実験式を諸条件に応じて自動的に選択し(ステップS1〜S7)、また熱伝達率を決定するために仮想した熱伝達境界面の温度値を有限要素法あるいは有限差分法等の数学的手法によって得られた熱伝達境界面の温度との整合性を取りながら繰り返し計算によって自動的に求める(ステップS6〜ステップS9)。
請求項(抜粋):
熱解析の対象領域を有限個の有限要素あるいはセルに分割する対象領域分割行程と、この対象領域分割行程の分割結果を用いて前記対象領域の熱問題を数学的手法で解く熱解析実行行程とを有する熱解析方法において、前記熱解析実行行程は、前記対象領域分割行程で分割された対象領域中の熱伝達境界面を指定する第1の行程と、前記熱伝達境界面が熱の授受を行う外部流体の温度、熱物性及び流体の種類を含む情報を指定する第2の行程と、前記熱伝達境界面の仮想温度を指定する第3の行程と、前記第1、第2及び第3の行程の指定結果を用いて実験式を選択し、この選択した実験式より前記熱伝達境界面における熱伝達率を計算する第4の行程と、前記熱伝達率を用い、数学的手法により前記対象領域の温度変化を計算する第5の行程と、前記第5の行程により計算された熱伝達境界面の温度と前記第3の行程により指定された仮想温度とを比較してその差が許容範囲内であるか否かを判定する第6の行程とを有し、前記第6の行程の判定結果が前記許容範囲内であるときは計算終了とし、許容範囲外であるときは、前記第3の行程以降を繰り返し実行することを特徴とする熱解析方法。
IPC (3件):
G01N 25/18 ,  G06F 17/12 ,  G06F 17/50
FI (3件):
G01N 25/18 L ,  G06F 15/324 ,  G06F 15/60 612 H

前のページに戻る