特許
J-GLOBAL ID:200903026011637030

減衰力可変ショックアブゾーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-012970
公開番号(公開出願番号):特開平10-213172
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 減衰力可変ショックアブゾーバにおいて、作動を確実にし、作動ストロークに比して全長を短かくし、しかも構造を簡単にする。【解決手段】 ショックアブゾーバのシリンダ10内は、ピストンロッド20の先端に固定されてシリンダの内面に沿って液密に摺動するピストン30により2つの室R1,R2に区画され、ピストンに形成されてこの両室を連通する連通孔31と直列に減衰力を与える逆止弁35が設けられている。逆止弁と対向して設けた押圧部材29は、ピストンロッド内に形成された収納孔20a内に保持されて印加される電圧に応じて伸縮するピエゾアクチュエータ25の自由端部に連結されてこれと一体的に移動され、押圧部材の突出部29bはリーフプレート37をその支持部と弁座36と当接する先端部の間において押圧することにより逆止弁のセット荷重を変化させてショックアブゾーバの減衰力を変化させる。
請求項(抜粋):
ピストンロッドの先端に固定されてシリンダの内面に沿って液密に摺動可能としたピストンにより前記シリンダ内を2つの室に区画し、前記ピストンに前記両室を連通する連通孔を形成すると共にこれと直列に減衰力を与える逆止弁を設け、更にこの逆止弁と関連して減衰力可変機構を設けてなる減衰力可変ショックアブゾーバにおいて、前記逆止弁は前記連通孔の一端側開口を囲むように形成した弁座と、この弁座に当接可能に支持されたリーフプレートよりなり、前記減衰力可変機構は前記ピストンロッド内に形成された収納孔内に保持されて印加される電圧に応じて伸縮するピエゾアクチュエータと、前記ピストンロッドに軸方向移動可能に支持され前記ピエゾアクチュエータの自由端部に連結されてこれと一体的に移動される押圧部材よりなり、この押圧部材の突出部により前記リーフプレートをその支持部と前記弁座と当接する先端部の間において押圧するよう構成したことを特徴とする減衰力可変ショックアブゾーバ。

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