特許
J-GLOBAL ID:200903026012193135

エレベータの始動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276144
公開番号(公開出願番号):特開平8-208137
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 同期モータを用いるエレベータ機械装置を始動させる新規の方式を提供。【解決手段】 同期モータにより駆動されるエレベータ機械装置を始動する方法において、同期モータ(2) は周波数変換器(11)を介して給電され、トラクションシーブ(12)はモータ(2) に接続されて、エレベータカー(18)を巻上げロープ(14)によって走行させる。固定子の磁界の角度は、エレベータの停止時に判定される。モータが再始動すると、固定子の磁界の角度の新たな値(Bs2) を荷重信号(Wg)の変化に基づいて判定し、周波数変換器(11)を調整して、固定子の磁界の新たな角度(Bs2) に対応する方向の磁界をモータ(2) に発生する。
請求項(抜粋):
周波数変換器により給電される同期モータと、該モータに連結されて巻上げロープによりエレベータカーを走行させるトラクションシーブとを含むエレベータ機械装置を始動する方法であって、エレベータ荷重信号を測定し、エレベータのモータのシャフトに加わる負荷に対応するトルクを始動時に発生するエレベータの始動方法において、該方法は、- 前記モータが停止する際、該モータに直流電流を供給し、前記周波数変換器から該同期モータの固定子の磁界の角度を判定し、- 停止中の荷重信号の変化を判定し、- 前記モータを再始動する際、前記固定子の磁界の角度の新たな値を前記荷重信号の変化に基づいて判定し、- 前記周波数変換器を調整して、前記固定子の磁界の新たな角度に対応する方向の磁界を該モータに発生することを特徴とするエレベータの始動方法。

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