特許
J-GLOBAL ID:200903026012490172

高強度アルミニウム合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-357081
公開番号(公開出願番号):特開平6-184712
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 急冷凝固アルミニウム合金粉末から延性および強度に優れたアルミニウム合金押出材を製造する方法。【構成】 一般式、Ala Lnb Mc (ただし、Lnは希土類元素、Mは遷移金属元素の1種または2種以上で、a、b、cは原子%で、50≦a≦97.5、0.5≦b≦30、0.5≦c≦30、)で表される組成を有し、微細結晶相を、5〜50体積%のアモルファス相が取り囲むセル状の複相組織を有する急冷凝固したアルミニウム合金を用いたので、添加元素の固溶効果の少ない結晶相が多くなり、粉末を固化した後にもマトリックス相に過剰な固溶強化がなく、また、原料として微細結晶相をアモルファス相が取り囲む複合組織のものを用いたので、固化の際に析出する金属間化合物の粒径は使用した粉末のアモルファス相の厚さにほぼ対応してアモルファス相から微細金属間化合物が均一に分散し、高強度のアルミニウム合金を得ることができる。
請求項(抜粋):
一般式、Ala Lnb Mcただし、式中のLn:Mm(ミッシュメタル)、Y、La、Ce、Sm、Nd、Hf、Nb、Taから選ばれる1種以上の金属元素、M:V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zr、Ti、Mo、W、Ca、Li、Mg、Siから選ばれる1種以上の金属元素、a、b、cは原子%で、50≦a≦97.5、0.5≦b≦30、0.5≦c≦30、で表される組成を有し、微細結晶相を、5〜50体積%のアモルファス相が取り囲むセル状の複相組織を有する急冷凝固したアルミニウム合金に、アモルファスの結晶化温度以上の温度で塑性加工を施し、微細結晶マトリックス中に前記Al、Ln、Mのうち2種以上からなる金属間化合物が分散した組織を得ることを特徴とする高強度アルミニウム合金の製造方法。
IPC (7件):
C22F 1/04 ,  B22F 3/20 ,  C22C 1/00 ,  C22C 1/04 ,  C22C 21/00 ,  C22C 45/08 ,  C22F 1/00

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