特許
J-GLOBAL ID:200903026013414143

紙幣鑑別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265133
公開番号(公開出願番号):特開平5-108921
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】紙幣を搬送する搬送路に横架した一次元イメージセンサによって該紙幣の光学画像Xaを求め、この画像Xaに対して真偽鑑別を行う装置において、紙幣搬送速度の変動に基づく誤鑑別が生じないようにする。【構成】一次元イメージセンサが紙幣搬送方向に垂直な搬送垂直方向に対して鋭角αをなしかつこの角αが紙幣の対角線と搬送垂直方向とのなす鋭角βに対してα≧βであるように前記イメージセンサを搬送路に横架し、さらに、イメージセンサを構成する要素センサが紙幣を検出し始めるか紙幣を検出しなくなるかするごとにすべての要素センサの各出力信号の値を記憶して光学画像Xaを形成する。
請求項(抜粋):
紙幣における長短いずれかの予め定められた辺の方向に前記紙幣を搬送する搬送路と、前記搬送路による前記紙幣の搬送方向に垂直な方向としての搬送垂直方向に対して鋭角αをなす直線上に要素センサが並びかつこの要素センサによって前記搬送路により搬送される前記紙幣の局部的パターンを検出するように固定的に配置された透過形の一次元イメージセンサと、すべての前記要素センサーの各々が出力する要素検出信号がすべて入力され、かつ前記紙幣の前記局部的パターンを検出していなかった前記要素センサが前記搬送路による前記紙幣の搬送に伴って前記局部的パターンの検出を開始するか、または前記局部的パターンをすでに検出していた前記要素センサが前記搬送路による前記紙幣の搬送に伴って前記局部的パターンの検出を停止するかするごとに、すべての前記要素検出信号の各値を記憶することによって前記紙幣の光学画像を記憶する画像記憶部と、前記画像記憶部に記憶した前記光学画像と内蔵の基準画像とを比較してこの比較結果に応じた鑑別信号を出力する画像鑑別部とを備え、前記搬送垂直方向の前記搬送路の全域にわたって前記紙幣における前記局部的パターンを検出し得るように前記一次元イメージセンサに前記要素センサを設け、かつ前記紙幣の対角線と前記搬送垂直方向とのなす鋭角をβとしてα≧βの関係を満足するように前記鋭角αを設定したことを特徴とする紙幣鑑別装置。
IPC (2件):
G07D 7/00 ,  G06F 15/62 410

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